この記事では中国に10回くらいフラフラいってるぼくが、事前に夜行列車を日本で予約する方法を解説するよ。
- 中国の夜行列車の種類
- その購入方法は?
- 一番安いのは? また、それをお勧めしない理由も。
- 中国夜行列車のネット予約、具体的予約方法
- 支払いはPAY PALで
- 関連記事
- 中国旅におすすめのsimはこちらっ
中国のことがよくわからない人むけに、中国の夜行列車とは、、、といったイロハから、あれこれ書くので、端的に手段だけ知りたい人は、記事下部までスクロールして読んでほしい。
中国の夜行列車の種類
中国はあちこちに列車が張り巡らされている。日本と違うのが、夜行列車が何本も何本も1日に出ていることだろうか。正直ぼくは夜行列車にのると、旅情緒とでもいうべきロマンを感じる。
さて、中国の座席には下記の4種類がある。
・硬座 悪 安
・軟座 ↑ ↑
・硬臥 ↓ ↓
・軟臥 良 高
上段2つの、座のつく種類はは座席タイプ。
下段2つの、臥せる、のつく種類はベッドタイプ。
(写真は、ネットで、中国 列車 軟臥 などと検索してほしい)
さして値段もしないので、ベッドタイプを激しくお勧めする。(8時間、と一夜の移動でも3000〜4000円レベル)
ぼくは一度、現地窓口で臥タイプの予約が取れずに、軟座で夜行移動をしたことがある。とてつもなく、ひどい移動だった。(疲れすぎて次の日観光にならなかった)
また、さらに恐ろしいことに、
無座
というタイプの切符も存在する。これはすなわち、座席は埋まっていてないけど、乗れるは乗れる、車両と車両の間の地べたにでも適当に座ってちょ、というタイプの切符である。
出典:中国 庶民の旅 山西省南端 運城へ夜行列車の旅(写真) - 訪日インバウンド・日中ビジネス 日中観光文化研究所・観光文化ツーリズム代表 秋澤文芳
無座、の絵。車両と車両の間にみな座り込んでいる。ちなみに、ぼくの経験した軟座車両は、入った瞬間、満席状態、長距離移動のせいで、みな疲れで空気はどんよりしていた。また、座席は3×3の対面形式で、他の客との距離がめちゃめちゃ近く、思わず劣悪環境に笑ってしまった。会社の中国人に話したところ、硬座、軟座の旅こそが、中国旅の醍醐味、なんだとか。いらないアドバイスだった。
その購入方法は?
その購入方法はいくつかある。
・現地で窓口に並ぶ
・現地の代理店で購入(大きい駅近くに、窓口の代理店がいくつもある)
・現地の旅行会社で購入
・日本の旅行会社で購入
いくつかあるが、この記事の主題は、日本からネット予約する方法なので、最後の日本の旅行会社で購入にしぼって以下記していきたい。
興味のある人は、中国バックパッカーさんが、いろいろとまとめてくれているので、参考にしてほしい。
駅で使いそうな中国語なども書かれている。切符の写真なども載っているので、参考されたい。
一番安いのは? また、それをお勧めしない理由も。
一応、簡単に触れておくが、一番最安値は、現地窓口だ。また、駅近辺の代理店で購入しても、数元ほどの手数料しか取られない。(例えば、5元、100円弱とか。)
しかし、それをお勧めしない理由は、現地窓口は大変混雑するから、だ。もちろんぼくも、ネット予約知る以前に、桂林→張家界、や、張家界→広州といったルートを、窓口にならんで購入したことがある。
しかし、そこは中国。
日本のみどりの窓口の様にスムーズにはいかない。
あの人口である。駅の窓口が長蛇の列ができ、1時間以上ならんだ。また、日程が近いこともあり、臥、の席が予約できなかったこともあった。
最近では、中国でも中間所得者層が増え、旅行(中国国内旅行)が大衆の娯楽として広まっている。現地で、明日の、明後日の、と近々の予約を窓口でしようとしても、とれないリスクも多々あるのだ。
したがって、手数料を払ってネット予約ができるのなら、ネット予約してしまった方がよい。(手数料価格は後述)
***ちょっとまとめ(ネット予約をお勧めする理由)
・現地で、並ぶ必要がない(並ぶと1時間以上)
・満席、という状態の回避
***以上2点である。
中国夜行列車のネット予約、具体的予約方法
さて、具体的予約方法。いくつか方法があるかもしれないが、ぼくが予約した方法を記していく。
いくつか中国旅行のネット系の旅行代理店がある。
代表的なのは
C-TRIP , ARA CHINA , CHINAVIKIあたりだろう。ネットですぐ見かける。
ぼくはCHINA VIKIを利用した。
操作は簡単、ページは日本語だ。
1出発地、目的地、日付を入力
日本語だし非常にわかりやすい。また、地点を入力したときに利用が多い大規模駅はピンインでさがさずとも、あらかじめ出てきてくれる。
今回の例は、昨年訪れた内モンゴルに行くべく 北京→フフホト(内モンゴル自治区の省都)で検索。
(ぼくが、フフホト移動をした関連記事はコチラhttp://lehmanpacker.hatenablog.com/entry/2016/04/23/174144 )
2どの便にするか選択する
この時間がいいな〜と思った便の予約ボタンをクリック。
3予約者情報を入力
中国の切符は実名予約が基本だそうだ。
そして、メールアドレスなどを入れて予約を完了していく。すると、すぐにメールに料金案内が届く。
4支払う
料金を見てほしい。チケットオンリーの価格より、3000円ほど上乗せされていて、少し、高っ、とひいてしまった。
(チケットのみ338元≒50USD ⇔最終支払い75USD 、、、25USD高くなる。)
ただし、前述した、現地で長蛇の列に並ぶ煩わしさや、それこそ満席のリスクを考えれば、まぁ全然価値ある手数料代かな、と思えた。
手数料混みで、夜行列車の往復が、8000円強である。日本のそれとくらべれば大したことはない。
ちなみにその他、チケット手配ができそうな日本の旅行会社の代理店にも見積もりをとったが、圧倒的に高かった。
支払いはPAY PALで
支払いはPAY PAL指定だった。ぼくはPAY PALアカウントを持っていなかったのでこれを機につくった。
簡単にPAY PALの説明をしておくと、
購入者⇔色々なサイト
購入者⇔PAY PAL⇔色々なサイト
と、色々なサイトにクレジットカード情報を入力する手間が省ける、というのと、何よりセキュアな状態で支払いができるというのが大きい。クレカ支払いに関して、サイトとの間のワンクッションになってくれるわけだ。
色々なシーンでもつかえるので、(たとえば物品購入だとか)取得しておいて損はないと思う。
PAY PALアカウント登録方法は下記が参考になる。
PayPal(ペイパル)に登録する手順 | 初心者でも稼げる!アフィリエイト成功記~もう満員電車に乗らない!
5バウチャー受領、現地で交換
支払いが完了すると、すぐにバウチャー画面のURLを送ってくれる。
あとはリンクにアクセスし、バウチャーを打ち出し、現地で交換すれば無事に乗れる。交換は駅の切符購入窓口、でなく別の受付があるので、長蛇の列はそこにはない。
また、印刷するバウチャーにいろいろと、現地でどうこうしてください、と種々の案内が書いてあるので特に迷うこともない。
ということで、中国夜行列車を日本からネットで予約する方法を書いてみた。中国で夜行列車を使われる方は参考にしてほしい。
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