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【絶景大国】ノルウェー観光のすすめ。雄大なフィヨルドに抱かれて。

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数年前旅仲間とノルウェーを訪れた。そこに広がっていたのは日本にいては決して想像できないような規模の自然の織りなす雄大な景観たちだった。

今回ぼくが世界数多の地域を訪れて圧倒的雄大さを感じたノルウェーを紹介してみようと思う。

 

フィヨルドがすごい

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問題:ぼくはどこ?

フィヨルド。それは氷河が長い年月をかけて作り出した大自然の傑作。ノルウェー西岸に広がるフィヨルド地帯はどこもかしこも雄大で驚異的な存在だった。ドライブ中に現れる湖的な光景にもなんども癒されたし、トレッキング中に不意に広がる崖下の光景は雄大すぎてなんども足を止めた。

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フィヨルドはどこに?

フィヨルドはノルウェー西岸に集中している。GoogleMapを叩けばすぐにわかるが、でこぼこと入組んだ地形がすぐに読み取れる。基本的には南西部、おおよそベルゲン〜スタバンゲルに見所は集中しているので範囲を絞って訪れよう。時間の取れないサラリーマンでも移動込みで1週間あれば十分に楽しめる。

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トレッキングを楽しもう

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トレッキング舞台は圧倒的に岩場が多い。

なんといってもフィヨルドの楽しみ方のひとつはトレッキングだ。先ほど述べたノルウェー南西のベルゲン〜スタバンゲル界隈のフィヨルド内の主な有名ポイントを3つ紹介しよう。

  • トロルトゥンガ
  • プレーケストーレン
  • シェラーグボルテン

ぼくらがこの旅で訪れたのはトロルトゥンガとシェラーグボルテン。3つとも計画したが、疲労が溜まって急遽休息日を入れた。結果プレーケストーレンは断念した。ぼくは幸せなことにまたノルウェーに行く理由が出来たのだ。

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トロルの舌。まるで舌ベロがとびてているよう。

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プレーケストーレン。断崖絶壁。旅人Sの初回ノルウェー時。

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シェラーグボルテンは岩と岩の壁に丸岩がすっぽり挟まってしまった不思議な光景

トレッキングレベル

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ノルウェーのトレッキングはさほどハードではない。上記の3ポイントの片道はポイントにもよるが、2.5時間〜5時間ほどと時間はまちまち。最長のトロルの舌で片道5時間(往復10時間)。どのコースもアップダウンはあるものの、例えば富士山のようにずっと登りということは基本的にない。

ぼくらは全員トレッキング・登山に関してはずぶの素人だったが、そんなトロルトゥンガに挑戦し無事到達し帰ってくることが出来た。(往復9〜10時間目安のところ11時間かかったけど。)ただ、脅すわけではないが、そんなトロルトゥンガのスタート地点のみ、恐ろしい急勾配だ。

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トロルの舌、はじめ40分ほどは心臓破りの登り。

それを除けば基本的にハイレベルなトレッキングとはならない。

あなたが登山の初心者であってもさほど心配することはないだろう。

ノルウェーは広大。レンタカーで回ろう

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ノルウェーの面積は実に日本とほぼ同じ。サラリーマンの1週間の旅で電車やバスの時間に縛られながら移動するのは効率的じゃない。極力大きな街を経由せずにポイント〜ポイントを回ろう。

後述するが、ノルウェーの物価はべらぼうに高い。ベルゲンやスタバンゲルの街中のシングルルームなどは1泊で1万円ほど。車で街外れの安い宿を探そう。

ドライブならではの出来事も

車移動しているとちょっとした面白いシチュエーションに出くわすことがある。牛たちのとうせんぼ。倒れた巨木のとうせんぼ。旅をしていれば起こりうるなんてことはない小さな問題だが、そんな出来事の一つ一つがぼくらには楽しかった。

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牛たちがとうせんぼ

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現地人と協力して片道車線を開けた。

上から眺めるフィヨルドは最高

車のおかげで交通網の整備されていない展望台に行くことも出来た。実際ソグネフィヨルドでは、フィヨルドクルーズで眺めた下からの光景よりも上から見下ろすフィヨルドの方が豪快だった。

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ステーガスタイン展望台

そして夕暮れ時にため息をつく

歩を進めている中、意図しない光景に出くわすことも。それは氷河トレッキング後、次の離れたポイント近くの宿へ向かっている、1日の終わりも間近な頃だった。

夕暮れに染まるフィヨルドに気づき思わず息を飲んだ。車を止め、ぼくらただただ夕暮れに染まるフィヨルドを黙ってみつめた。

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自然メインで話を進めてしまったが、ノルウェーの魅力はそれだけに留まらない。

北欧デザインはやっぱりおしゃれ

今や北欧家具や北欧雑貨は日本ではあまりにも有名だ。”北欧”とつけば何故かおしゃれで不思議なブランドを感じるほど。

オスロにおいてもやはり観光地客向けの雑貨屋がいくつかあり生の北欧デザインを感じることができる。

自然ばかりに目を向けない女性でも十分楽しめるだろう。

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物価はべらぼうに高い

ノルウェー 物価』と叩けばそれを示唆するAll Aboutなどの記事が目につく。この場で簡単に伝わるようにいくつか例をあげてみよう。

  • 自販機コカコーラ(500ml)・・・500円
  • オスロ駅のおしゃれなスムージー・・・1,500円
  • バーガーキングのセット・・・2,000円
  • ガソリンスタンドのピザ一切れ・・・1,000円
  • スタバンゲルのシングルルーム1泊・・・10,000円

思わず開いた口がふさがらないほどの物価だ。オスロ空港到着時重い荷物を引きずり、息を切らせながら買おうとした自販機のコカコーラはまさしく洗礼だった。そしてオスロ駅のスムージーの値段を見つめたぼくとS。思わず、

『ぼくはスムージーに1,500円は払えません!』

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ざっとノルウェーを訪れて印象的だった出来事をあげてみたが、ここからはそんなノルウェー攻略していくTipsに触れていこうと思う。物価がとにかく高いので、主にコストダウン施策になっていく旨、予め述べておこう。

ノルウェー攻略のTips

それでは早速みていこう。

複数人で攻めよう

超高物価先進国を攻める基本戦略としてはまず、複数人で行くこと。何かと割り勘にできることが増えるしまた、レンタカーの利用など足の選択肢が増えれば、ホテルは安い郊外へ、と単純な"割り勘以外のコストダウン策の選択肢"も自然と増えてくる。

例えばぼくらは夏閑散期になるスキー場併設などのホテルのファミリータイプを活用したりした。

参考過去記事:海外旅行を安く!その4〜複数名、どうやって集める?(駄記事です。)

ホテル予約は格安サイトで

海外に旅慣れた人ならエクスペディアや Agodaなど格安予約サイトに慣れていると思う。ここノルウェーでも例に漏れず、格安サイトで泊まりたい地域地域を一括検索していこう。

ぼくも複数のサイトをこの旅まで使っていたが、この旅からBooking.comを多く使うようになった。管理画面が使いやすく、欧州方面だろうが南米だろうが中国だろうがいかんせん案件が多い(掲載ホテル数が多い)

Bokking.com :ノルウェー

レンタカーを使おう

レンタカーがあれば移動の効率が大幅にあがる以外にも、公共交通期間で行けない場所にも足を伸ばすことができる。

レンタカー予約も格安サイトで

SNS経由でノルウェー在住の方と事前にやりとりさせていただいた。例えば日本では北海道や沖縄などメジャー観光地を訪れると、日本レンタカーやトヨタレンタカーなど大手資本以外のローカルでは有名な安いレンタカーを見かける。そのような会社はないのか?と現地感覚を尋ねたわけだ。結果、無い、とのことだった。そうそうに諦めた。

海外レンタカーHeartz、Budget、EuropeCarなどを一括検索してくれるレンタカー用のサイトがあるので活用していこう。ぼくが使ったことがあるのは、Rentacars.com。管理画面が使いやすいしすでに取得済みのbooking.comアカウントから連携して予約できるのもありがたい仕組み。。(エクスペディアでも可能だが、管理画面が使いずらかったり、あやまった情報が多々載っていて使いづらかった。)

リンク▼

Rentacars.com

もしくは、ホテル予約サイトのBooking.comでも予約が可能だ。Booking.comのアカウントをもっていれば、わざわざRentacars.comのアカウントを作る必要もないの。

Booking.com経由のリンクはコチラ。▼

rentacars.com

レンタカーは乗り捨てしない

ノルウェー西岸〜オスロへの帰路は、その時間がもったいなく感じた。

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ノルウェーのレンタカーの乗り捨て料金(オスロスタート、スタバンゲルアウトなど)をした人は乗り捨て料金が5万もした、などと情報をあげてくれている人がいた。ぼくらは気合でオスロまで戻った。基本人口の少ない国なので途中で渋滞が発生することなどはなかった。

simカードを持っていこう

これだけ長距離をレンタカーで回るとなるとカーナビなしでは厳しい。今は日本で事前に安いsimカードが買えるのでルーターやsimフリースマホを持っていれば買っていこう。参考:ヨーロッパ周遊可能simカード3選

続いてご飯関連

自炊を楽しもう

人数が増えれば、自炊するのも楽しい。ノルウェーの実に多くのホテルにキッチンが付いているので、調理することも可能。もしくは絶景各所にはイスやベンチが設けられているので、そこで自作サンドイッチを食べるのもまた格別だ。

ピクニックはおすすめ

ノルウェーをドライブしていると、実に多くのベンチや椅子を見かける。ぼくらはドライブの休憩がてら何度も何度もピクニックをした。豊かな自然の中食べる自作のサンドイッチはとても美味しかった。

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ピクニックセット。空間設計方法はこちらの記事で解説。

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タラコペーストは格安だった。日本人には馴染みのある味。

日本食を持って行くのもあり

日本食を持って行くのもありだ。カップ麺や即席麺。荷物にスペースがあればインスタント食品を持って行こう。日本出発前にスーパーでインスタント食品を眺めてみよう。この大きさなら持っていけそうだ、と思うインスタント食品がたくさんあるはずだ。

最近のフリーズドライの味噌汁の味は秀逸すぎ。

自炊はしてもよいけれど

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自炊は一から調理をするととても時間がかかる。ぼくらは一度勢いで上の写真の料理を揃えた。反省としては買い物、調理、食事、片付け、に3時間ほど費やしてしまったこと。(スケジュールがつめつめで時間がなかったのが要因だけど。。)

ぼくがお勧めしたいのはスーパーのお惣菜を使うという方法。現地の惣菜は結構美味しくわりとリーズナブルだった。反省以降こちらに切り替えた。

ざっと攻略のTips、あげられるだけあげてみた。何か思いついたらまた追記しようと思う。

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