この記事では自宅で簡単に美味しいピザが焼けちゃうピザ釜、家庭用ピザ窯フカイ工業のさくさく石窯ピザメーカーをレビューしていきます。本当に家庭で簡単に美味しく焼けちゃいますよ!
フカイ工業って?
フカイ工業は大阪を祖としたメーカーさんです。なんと事業、製品ラインナップは医療用具からスタート、およそピザとは遠いところからの出発点ですね。医療・理化学機器にはじまりぼくらに馴染みのあるところでは、掃除機、ミキサー、ドライヤー、(お、なんだかピザ窯にだんだん近づいてきましたね)などの生活家電をつくっています。
からの、ピザ窯開発、なんて変化球商品あたりが大阪商人の面白さを感じさせてくれますね。
代表例:Amazonで星4つのドライヤー。デザインも良か感じ。
さてこのブログではピザが美味しく焼けそうなピザ窯をさんざん紹介しておりますが、
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これらはアウトドアで炭火とあわせて使っていくものでした。今回のフカイのピザ窯は少し毛色が違い家庭用です。自宅で簡単にピザが焼けちゃうマシーンの解説をしています。
フカイ・さくさく石窯ピザメーカー 商品紹介
まずは簡単にスペック紹介です。
スペック
サイズ:35.1×34.6×20.5(cm)
本体重量:3.4kg
素材・材質:(本体)鋼板/(セラミックプレート)セラミック
電源:AC100V 50/60Hz
消費電力:1200W
保障期間:1年間
付属品:セラミックプレート、ピザパドル、お料理ノート
温度帯:100~410℃
重さ、大きさ的には家庭用の電気鍋とかあるじゃないですか、すき焼きとかやるやつ。あんな容量です。大きすぎるということもなく、特段可も不可もない大きさです。
特に覚えておくべきは、最高温度が410度ということです。
他のピザ窯記事でも触れておりますが、ピザを美味しく焼くコツは短時間でパリっと、なのです。この410度が重要。
FPM-160には兄弟機種も
使い方や、便利機能、実際のレビューの前に、兄弟機種も簡単に触れておこうと思います。実は私の買ったFPM-160は改良に改良を重ねた3号機なのです。以下、初号機です。
FUKAI FPM-150(初号機)
こちら、現在では生産がなく、AMAZONで中古品が売っている程度。
400度まであがる、などの出力は同じですが、3号機のように覗き窓はついていません。発売後TVで取り上げられ、多少話題になった模様。
No.5)FUKAI FPM-220(2号機)
2号機は結構面白い工夫が凝らされていて、初号機比、
- 覗き窓の追加
- 底面の回転機能つき(焼きムラ防止)
- 上下別の熱源スイッチ
- パエリア用プレート(ディッシュパン)のおまけ付き
など、結構改良が進んでいます。
↑おまけのパエリアプレート(ディッシュパン)
ただし、底の回転機能や上下別の熱源スイッチなど工夫をこらした代償として、最高温度が230度に下がってしまった。結局ピザファンとしてはこれが不満となり、現状のFPM-160(三号機)が売り出された、という流れです。
さて、初号機、2号機、3号機の特徴がわかったところで、再び3号機、FPM-160の解説に戻りたいと思います。
さくさくピザ窯メーカー使い方
使い方は簡単です。
①温度設定レバーをねじる
②分数のレバーをねじる
以上です。
2つ設定するだけのシンプル設計ですね。
覗き窓が便利
初号機にはなかった覗き窓、こいつの存在が以外と大きくてですね、
- 焼けている・焦げているなどの確認ができる
- 何よりチーズぶくぶくしているところが観れて食欲をそそられる
なんて利点があります。個人的には後者のチーズぶくぶくが大好き。ヨダレものです。
ピザパドルもついてるよ
こんな感じのピザパドルもついております。熱いものを持つのが苦手な人は是非使いましょう。
それでは早速実機のレビューをしてまいりましょう!
さくさく石窯ピザメーカー レビュー
ピザ生地をこねる
ピザを生地からこねこねしてみました。意外と腕がつかれるっぺや。レシピはクックパッドから適当に見つけた物です。
こねているとだんだんとまとまってきます。おもしろい。
イースト菌はおすすめ
生地から作りたいという方は是非イースト菌を混ぜて作ってみてください。こねてサランラップに包んでおくと、2倍くらいに膨れ上がります。イースト菌、すげえ。
具材
生ハム、マヨコーンツナ、などてきとうに混ぜます。
ここらへんは、人によっていろいろお好みがあると思うのでいろんな具材をのせてみるのも楽しいでしょう。
さて続いて焼く工程です。
焼いてみよう
網をのせてみる
なんとなく、ピザからチーズがこぼれ、そこ面がガビガビになるかな、と思い丸い網を購入しその上にピザを乗せてみました。ちょっとしっくりこないな、ということで結局下記写真のクッキングシートにしました。
うむ、しっくり。
チーズをマシマシに
もちろんチーズはマシマシにしていきます。だっておいしーじゃん。
さて、焼いていきます。
窯を温める
ピザ投入の前に数分空焚きしました。別に空焚きする必要もない気もしますが、窯の中があったまっていた方が良いかな、と思って空焚きしました。
ピザ投入
さて、いよいよ投入です。覗き窓から眺めていると、あっというまにチーズがとろ〜、とろとろ〜と溶けていきます。そして、次第にブクブクブク、とブクブクボコボコとチーズがダンスをはじめます。とっても良い眺めで食欲をそそります。
焼き加減は表面ちょい焦げがおすすめ
ピザをどこまで焼くかという議論があるかと思います。何枚かピザを焼いた経験上結論からいうと、こんがりちょい焦げ、が一番おいしい、と結論づけております。
チーズがちょい焦げ手前、とろとろ状態ですと、なんとなくチーズが生っぽい味というか感じがしました。(モチロン、ここがお好み!という方もいるかと思います。)
ぼくの個人的な感想ですとちょい焦げ状態に入った瞬間、風味というか香りがますんですね。容量的にはお米のおこげ、みたいな感じかな。香ばしい香りが好きです。
何分くらい焼くのか
これ、上述の焼き具合の好み次第だと思います。Amazon上の口コミでは、2〜3分という方も見かけたような。ぼくの場合ちょい焦げを目指すので、5分くらいでしょうか。ただ、1枚目と2枚目、3枚目では窯の温まり方が変わってくるため若干短くもなっていきます。
まぁ、2〜3分も、5分もたいして変わらないから、ここは覗き窓から適当に見定めて、ということにしておきましょう=╭( ・ㅂ・)و
完成・実食(๑•̀ㅂ•́)و✧
焼けました!チーズましましにしたぶんだけこんもり分厚いピザになってて嬉しいなぁーー。そして焦げ具合も狙った通りいい感じにつきました。
うんまーーい!家庭でこんなにサクッと美味しいピザがやけるとは!
デメリット
一応ネガティブな箇所もあげておきましょう。開けた時の電熱棒の形状を観てもらうと、覗き窓のところで湾曲してなくなっているのが確認できるかと思います。そこに焼きムラ、ならぬ焦げムラが若干生じます。上の焼いたピザを確認してもらうと写真左側が少し焦げていない、のがわかるかと思います。
細かい人もいるかと思い一応の情報でした。個人的には全く気になってません。
おまけ:和風も作成
一応、2枚目で和風も作りました。甘辛いそぼろ的なもの作っておいて、刻み海苔とあわせてみたり。ちょい甘くておいしーです。甘いピザ大好き。
まとめ 石窯ピザメーカーは家庭用では最強
さて、さくさく石窯ピザメーカーまとめです。このピザ窯は自宅で焼いていくには最強のピザ窯ツールと言えるでしょう。店舗用のように巨大でもなく、ほどよい価格間。
ピザ大好きな人には是非是非おすすめできる一品です♪
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