これは中国で兎(ウサギ)を食べたお話です。兎の味やいかに!!
中国四川省、峨嵋山へ
これは中国四川省を旅したときの話です。四川省はここ。だいたいど真ん中らへん。
まず、香港経由にて四川省の、省都、成都をめざしました。んでもって到着するや否や、成都を南下し、楽山大仏を目指しました。
でかいんだなこれが。
まぁ、到着したのが夕方の船終了時間で、残念ながら楽山大仏をみる船には乗れなかったんだけどね。(さんざんゴネた)
そして、その後、白タク(非公認タクシー、要交渉)を使って峨嵋山へ。
白タク利用は冒険感満載で楽しい!
峨嵋山は楽山から地図上左側へ。
峨嵋山はとっても賑やかなところ。
昨今の中国の観光地というのはすんごいです。観光インフラが整備され、食事をとるところ、お土産を買うところ、と一通りの機能は揃っていています。(つっても数十年前とかはしらんけど)
また、中国人観光客の多さも手伝ってか、お祭りさながらの雰囲気。到着したや否や、お祭り会場についたかのようなフワフワ浮かれた気分になってまいましたわ。
出た、中国名物、半裸。腹出しスタイル。
ぼくは食事処を形成する市場をたのしたのしや、とふらふらと歩いていました。
中国はうさぎとか、カエルとか売ってる
歩いていると、プカプカ苦しそうにしている魚やら(全然大きくない水槽にむりやりぶちこまれている)や、檻に入った鶏やら、うさぎやら、カエルやらがいました。
さかな。くるしそうである。
うわー、中国さすがだなー、なまなましいなー。
なかなか日本でみる光景ではありません。カエルってうまい、鶏肉みたいとか聞いたことあるなー。でもちょっとグロいなー。そーいや会社で誰かが中国でウサギ食べた、みたいなこと言っていたなー。
なんか一つでいいからカワリダネ挑戦したいなー。なんて感じで、食用に並べてある食材たちを眺めてました。
あ、ちなみに、魚はめちゃかわいそうなくらいに、水槽から取り上げられたら暴れないように、ぺちーーん!床に打ち付けられてました。
ピクピク、ボクヲコロサナイデ
ウサギに決めた
カエルでもよかったんですが、なんかグロくって。一人旅でしたからね。ちょっとそーゆーのは旅仲間とヒェ〜とかいいながら食べたいものです。ということで、ウサギにすることにしました。檻に入ってるやつ。
お値段は中国奥地にしてはかなりはって、なんと一皿3000円。うぉっ、高っ。
ここ中国やで。
一品3000円いうたら、日本でもええもん食べれるぞ。丸ごと一匹でてくるんやろな。
と、価格に驚きながらも、お金より思い出♪思い出はプライスレス♪ということで挑戦しました。
あ、ちなみにウサギは中国語で、兎子と書いてトウズ。発音できなくてもギリ注文できるよね。
俺の目の前で調理しろ
値段も値段だったんで、決めるかどうか、結構店員と話してたんです。兎を食いたい。でもとりあえず、俺の目の前で調理しろ、と。
折角店舗の前にウサギも置かれてますし、調理室でやってくるわ、みたいなノリになって鶏でも出されてもこっちはわかりませんからね。
とりあえず俺の目の前で捌けぇ!
と、主張したわけです。中国人信用ならん。
ただ向こうがいうには、ここじゃ調理が出来ないと言うわけです。まぁ冷静に考えてそうですよね。普通に客席ですから。最初からサバいたら血とかそれなりに出るでしょうし。
結構ゴネました。いや、俺はウサギを本当に出されるか不安なんだけど。
物事進まないんで、結局折れます。
本当にウサギだろうなっ!
ウサギ出せよっ!
もーこれ以上待ってもしょーがないんで、とりあえずオーダーして待ちます。
ふむ。
料理出てきたよ。
はい、して出てきた料理がこれ。
おいおい、ここが四川省で辛い料理が有名ってのはわかるけどさ、この真っ黒い料理の中の、結局どれがウサギなのなさw
ぼくは思いました。
まんまとやられたわw
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