本記事ではピザ窯をあれこれ買ってみたピザ好きなぼくが、おすすめなピザ窯5選をアウトドア用、自宅用(家庭用・屋内用)に分け、書いてゆきます。
ピザ窯にはまったきっかけ。DIY体験。
アウトドア好きなぼくは一時期ピザ作りにハマりました。中でももっとも注力したのは窯をいかに自作するかです。アウトドアで大人数でピザを焼ける窯を簡単に作れないか、あれこれと調査したのです。
調査:ネット上の人たち↓
ピザ窯(ピザ釜)+自作 あたりのワードで叩くと、自作している人たちがたくさん。DIYの面白い取り組みがみれます。また少し立派なピザ窯キットは楽天などで10万円ほど〜売っています。
例↓
結果:キャンプ場の炊事場改造でピザ窯自作↓
ぼくはアウトドア仲間と、キャンプ場の炊事場を改造して窯の構造を作ることでDIYしちゃいました。CAINZで買ったプレートを置いただけなんですけどね(^_^;) 結果100枚以上のピザが無事焼けました。
さて、その年はピザ窯の構造を勉強したり、ピザ生地を作ったりする過程で色々なピザ情報を勉強することができました。今回はそんな中に発見した、DIY不要で特に個人向けにおすすめできる大きさや価格帯のお手頃なピザ窯を紹介していきます。
ピザを美味しく焼くコツ
まず商品紹介の前に、簡単にピザを美味しく焼くコツを説明します。
ピザを美味しく焼くコツは、実に単純で、高熱の空気で一気にパリッと焼く。これに限ります。釜内の空気温度、底の石(orプレート)で一気に焼いてしまうのがコツです。(オーブンレンジのように10〜15分でなく3〜5分で!)
そのほか窯の構造上では吸気や排気など細かい話もあるのですが、そこは割愛します。このいかにに高温でパリッと、はどんな窯を購入しても共通の事項なので、是非覚えておいてください。
それでは早速商品紹介していきます。 まずはバーベキューやキャンプなどのお外で活躍しそうな商品たち。
アウトドアで焼こう!(キャンプ、バーベキュー用ピザ窯)
アウトドアで使えるものは合計3つ紹介していきたいと思います。
No.1)メキシコチムニー型ピザ釜
こちらアウトドア仲間と共同購入。(2015年)
このチムニーピザ窯、何と言ってもこの見た目が雰囲気抜群でキャンプなどで登場させると、何コレー!とみんなの注目の的になります。持ち運び可能で、1万2〜3千円と買いやすい価格帯にも関わらず、これだけ窯感がでる商品はなかなかありません。入り口から見えるチーズの焼け具合や、炎の色合いは最高です。
デメリット
①意外と大きい・重い
ダンボールに入った状態でそこそこ巨大です。成人男性なら持ち運びはできるけど、女性だと嫌がるくらいの大きさ。また車に積み込んでも以外と場所とります。(そこそこの大きさの、クーラーボックスくらいの大きさ→レビュー記事、参照ください)重さは約20kgです。駐車場 から距離があるキャンプ場だとはっきりいってなえます。
②温まるのに時間がかかる
ピザ窯に火を入れてから窯内部が温まるのに時間がかかります。陶器製のため窯自体を温めるのに1時間はかかると思ってください。
- 小規模BBQ(カップルで、4人家族で)短時間が求められる
- 秋〜冬の山間部で、気温が低い
こんなシチュエーションではなかなか活躍しづらいです。
やはり使うシチュエーションで活躍するのは、10名〜の人数が揃った、もしくは時間を気にしなくて良い長期戦(5、6時間以上)でやるアウトドアで活躍します。
続いて、大きさ・軽さ・クイックネス・安さを兼ね備えたピザ釜の紹介です。
No.2)はこやのピザ釜
※yahooショッピングでしか売っていません。
こちら2014年にお初のピザ窯購入。アウトドア仲間と共同購入してみました。
携帯性や機能などに特化すればこれをしのぐ商品は存在しないでしょう。アウトドア用途で個人購入におすすめしたい究極の一品。大きさもコンパクトで、軽く、持ち運びは楽々。使い方も簡単でバーベキューコンロに載せるだけ。また、値段も1万円を切る安さ。
(※追記:2018年、1.2万円に値上げされてます(;O;))
下記、内部構造や使い方図解、です。(引用:はこや)
内部や使い方など解説
使い方は超簡単で、BBQコンロの上に乗せるだけ。フタをカパっと開いてピザを入れるだけ。その他焼くときのコツとしては、
①クッキングシートを引いておくこと。
焼いてる途中、意外とチーズがピザからはみ出ます。焼けたチーズは調理後、ガビガビに底にこびりついてしまいます。事前にクッキングシートをひくことそれが防げるのです。
②焼く前は火力を上げておくこと。
冒頭美味しく焼くコツで述べた通り、釜内の空気温度を上げておくことが重要です。釜をBBQコンロにセットする直前に炭を投入しまくって下さい。火力を上げて、ピザ釜の底面がオレンジ色になるくらいにしておきましょう。すると2〜3分で見事にパリッと焼けます。
※落ち着いた炭火くらいで焼こうとすると10分くらいかかり、生地がカチコチのピザになっちゃいます。
デメリット
(チムニー比)見た目の釜感が若干落ちる。まぁ、チムニーピザ釜が陶器製で本当に雰囲気があるので。ただこのはこやでも、アウトドアで登場させると十分周りから、おぉ!こんなんあるの!?となりますよ。
チムニーか、はこやか。
これはもう、デザインをとるか、機能(軽さ大きさ)をとるかなので、完璧に個人の好みでしょう。ちなみに、はこやの廉価版も発見したので、こちらも紹介したいと思います。
No.3)オノエ尾上製作所のコンパクトピザオーブン
はこやと同じ形状で、さらに安いです。今回5選の中で最安です。
安いものをとりあえず買ってみたい、という人にはエントリーモデルとしてはこれがよさそう。いや、むしろ"はこや"より後発な分色々工夫・改良されていてこっちのほうが良いかも。(覗き窓とかあり/ピール(平らなシャベルみたいなやつ)も付属)
付属品↓↓
段ボールオーブン
こちら商品紹介ではありませんが、アイディア紹介です。
- いや、お金はかけたくない!
- 体験として一回でええねん!
という人にはこんなアイディアも。
ダンボール+アルミ箔で臨時のピザ窯作成。多少の手間はかかりそうだけど、お子様家庭などはお子様と一緒に作ってみるのも楽しいかもしれませんね。
一度の経験でよいんだ!という人はぜひ試してみましょう。
なんども楽しみまくるならやはり既製品購入がおすすめです。
つづいて、自宅用(家庭用=電源必要)、家の中で使えるピザ釜の紹介です。
自宅で焼こう! (家庭用、屋内用ピザ窯)
結局、2014年、ぼくが個人で購入したのが、こちら。
ぼくはマンション住まいなので、庭で炭火とか焚けないので、個人購入してやっぱりあんまり使わない、となるのを恐れこちらにしました。
No.4)FUKAIフカイ さくさく石窯ピザメーカー(FPM-160)
スイッチ(タイマー)をひねればものの数分で400度に達し、数分でピザがカリッと焼けます。覗き窓が付いていて、ピザが焼けて、チーズがぶくぶくしているのをのぞくのはめちゃくちゃテンションがあがります。
このFUKAI、中を開けると、下はセラミックプレート、上は太めの電熱棒で強力に熱する構造。使用の際はこちらもクッキングシートでチーズガビガビを防止しましょう。個人的には、ピザ以外にもなんか作れないかな?と色々お試し中。
(記録:魚→good、餃子→bad!)
このFUKAIには兄弟機種も
また、このFUKAI FPM-160、実は3号機(三世代目)で、実は初号機と2号機が存在します。
以下にそちらも紹介↓↓
FUKAI FPM-150(初号機)
こちら、現在では生産がなく、AMAZONで中古品が売っている程度。
400度まであがる、などの出力は同じですが、3号機のように覗き窓はついていません。発売後TVで取り上げられ、多少話題になった模様。
No.5)FUKAI FPM-220(2号機)
2号機は結構面白い工夫が凝らされていて、初号機比、
- 覗き窓の追加
- 底面の回転機能つき(焼きムラ防止)
- 上下別の熱源スイッチ
- パエリア用プレート(ディッシュパン)のおまけ付き
など、結構改良が進んでいます。
↑おまけのパエリアプレート(ディッシュパン)
ただし、底の回転機能や上下別の熱源スイッチなど工夫をこらした代償として、最高温度が230度に下がってしまった。結局ピザファンとしてはこれが不満となり、現状のFPM-160(三号機)が売り出された、という流れです。
230度でもいいから回転機能が欲しい!というニーズもあるのでしょうか、生産はいまでも続いており、AMAZONでも楽天でも買うことができます。
一応、比較表。
パエリアも、と欲張るなら2号機を、いやいや、ピザ美味しく焼きたいっしょ!という人は3号機でよいと思います。
以上おすすめピザ釜(ピザ窯)5選でした。ご自身の用途や好みに合わせて、購入してみてください。またの機会に、各ピザ釜のレビューなども書いてゆきたいと思います。
2017.10.18追記 レビュー記事かきました
管理人が選ぶなら、コレ!
私が読者の方に一つおすすめするなら
- ✔アウトドア用(屋外用)・・・尾上のコンパクトピザオーブン
- ✔家庭/自宅用(屋内用) ・・・フカイのピザメーカー(3号機)
です。尾上の理由は値段がお手頃でエントリーピザ窯として手が届きやすいこと、また軽さや機能面が充実していて初心者に扱いやすいからです。
また、家庭用フカイの3号機もねじるだけであっというまに数百度。簡単さ間違いなしだからです。
以上管理人LIPPERからの選定でした。
紹介してきたピザ窯たちのレビュー記事を改めて下記にまとめますので興味のあるピザ窯レビュー記事ものぞいてみてください。
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