2016年9月、ドイツミュンヘン、オクトーバーフェストを訪れた。(1euro=116jpy)
ミュンヘンのオクトーバーフェストといえば、世界有数規模のお祭りであることはこちらで述べた。
ただ、残念なことにそんなオクトーバーフェストはの開催は日本の大型連休からはずれた、9月中旬〜10月上旬だ。
通常のサラリーマンなら、なかなか休みをとって来づらい時期だ。
今回ミュンヘン市内を観光する中で、ここでも十分楽しめるじゃん♪、と思った観光スポットがあったので、紹介していきたい。
紹介するのは、
・ホフブロイハウス(ビアホール、室内) ・ヴィクトアーリエンマルクト(屋外マーケット。外)
(覚えづらい人はビクトリアマーケットと覚えてしまおう)
の2つだ。ちなみにぼくはアウトドア好きなので、おすすめは2つめ。
オクトーバーフェスト以外の時期にミュンヘンを訪れた際に、
『ドイツといえばビールでしょ』
な雰囲気が味わえる場所として、訪れる候補に是非してもらいたい。
さて、それではおすすめスポット2選を写真つきで紹介していく。
ホフブロイハウス
ドイツの観光本で、ミュンヘンの章を目にした人からは、もう分かりきっているよ、と言われてしまいそうだ。こちらはほとんどの観光本に載っている。
ビールづくりがさかんなドイツには、ビール醸造所直営のビアホールが1200もあるのだが、そのうちの有名どころだ。上記のHBのマークはなんとなく見かけたことがある人もいるだろう。
早速内部を見ていこう。
中に入ると、天井は非常に高く、そこに施された装飾画がお出迎えする。
非常にヨーロッパらしいおもてなしの形だ。観光客の声や演奏の音楽がよく響く構造になっている。
非常に天井が高い。装飾も立派。ラスベガスのヨーロッパの街をテーマにしたベネチアンだとか、パリス、とかに行くと、こんな感じだ。(絵面は空だったりする)
レストランも併設されているため、ビールのみならずバイエルン州の地元の料理も味わうことができる。 ぼくが訪れたのは平日木曜日の昼過ぎだったか、中は非常に活況を呈していた。
※とはいうものの、ぼくの訪れたオクトーバーフェスト期間はミュンヘン市内観光地は、1年のうち最も混み合う時期であろう、ということも注釈しておきたい。
楽しそうにお酒をのみながら、料理を食べる(たぶん)観光客たち。
ぼくはチラ見しただけ。席について食べたり飲んだりすることはしなかった。
オクトーバーフェストのテント内では、ライブ音楽が流れているのだが、ここ、ビアホールでもライブ音楽の演奏をやってくれている。近づいて、スマホを向けると笑顔で対応してくれた。
動画をあげたいが、、、むむ、できなかった。
奥まで進むと、中庭のような構造になっており、そこでも飲み食いができるようだった。この建物に四方に囲われた外で食べる、という空間設計はヨーロッパではしばしば見かける。
中か、外か、好みに併せて席をチョイスするとよいだろう。
ぼくはここ1箇所しか訪れていないが、その他にも有名ビアホールはあるようだ。
下記
fish and tips、posted by Reiserinさん
の記事が参考になる。
自身の好みに併せて訪れるとよいだろう。
次の、外で飲めるヴィクトアーリエンマルクトを解説する前に、ひとつ小ネタを挟もう。
小ネタ おすすめビール
ぼくもビールの種類に明るいわけではないが、この旅でしきりに飲んでいた、
日本人が好みそうなビール
を紹介しておこう。
ヴァイスビア
旅の中で、ビールといえばこれ、というほど何度も飲んだビール。ヴァイスビア。
ヴァイス=白、という意味なのだが、写真ビールが濁っているのがわかるだろうか。それがおそらく白、と言われる所以だろう。
味は、
日本人の若い(お酒飲み出したばかり)や女子が好きであろうと思う。
苦味がないのだ。
フルーティーと表現すればよいのか、いわゆる
『わたしビール苦いから嫌い』
と発言する人の、嫌いな要因、苦味成分がない。
日本でなかなか口にすることのない味なので、是非おすすめしたい。
■関連情報
・wikiペディアの情報 白ビール - Wikipedia
・ドイツビールあれこれの情報 ミュンヘン ビール&パブ ガイド
ドイツで色々な種類を勉強した上で、制覇したい!
という人はリンクを参考にしてほしい。
ヴィクトアーリエンマルクト
マリエン広場からほどなく、近づくと飲食店の屋台や、椅子とテーブルが並ぶエリアが現れる。
平日の昼だというのに、たくさんの人がいた。
駐在員曰く、オクトーバーフェスト期間じゃないときにくると、pensioner、退職したじぃさんたちが昼間っからビール飲みまくっているよ、だそうだ。
のどかそうだ。
ビールの屋台。litter beer3.7euro。
マルクト(=マーケット、市場)だ。
座席の近辺にはdeli形式で、食事を買えるお店があった。
シーフード系のデリ。
どれもこれも結構イける味だった。
ぼくらも昼からのんびりビールを飲んだ。
また、このヴィクトアーリエンマルクト、食事・ビール以外にも屋台が並んでおり、お土産あさりもできる。
はちみつ、オーナメント、etc、、、。下記に写真で紹介する。
くだもの、やさい、花、などなど。
はちみつ。
いろいろな国のチーズ。
と、まぁこんな感じで、食事以外の観光気分も味わえて、一石二鳥な場所なわけだ。
是非晴れた日には、訪れたい。
また、先に述べたホフブロイハウスもそうだが、この一帯にミュンヘンの市庁やショッピングのできるデパート、と徒歩圏内にかなり固まっている。
そういった意味でも訪れる価値のある地域だろう。
(この辺はガイドブックを眺めているとよくわかる)
最後に、屋外でビールを楽しむ、としてヴィクトアーリエンマルクトを紹介したが、ガイド本の情報を拝借し、もう少々ビアガーデン的なスポットも紹介しておきたい。
・パークカフェ
・ミヒャエリガルテン
・ケーニヒリッヒャー・ヒルシュガルテン
(地球の歩き方より)
また、ミュンヘン市内にはそれだけでなく、たくさんのビアガーデンがあるようだ。ぼくは訪れていないが、下記も参考になる。
屋内で、屋外で、いろいろなロケーションでビールを楽しめるのがドイツの良いところだ。
オクトーバーフェスト期間でなくても、問題なく楽しめる。
ビール好きには是非訪れてほしいスポットたちだ。