(※2016年9月の出来事。1EURO=116JPY)
前回、前々回に引き続き、本場ミュンヘンのオクトーバーフェストのイロハを説明していくシリーズ第三弾。
第1話【ドイツ】オクトーバーフェスト、行き方や敷地内様子。想像を超える規模にビックリ。(その1) - Lehmanpacker’s diary
第2話【ドイツ】オクトーバーフェスト、待ち合わせ注意点や地図の入手方法。ドイツ人との再会に感動、のお話も(その2) - Lehmanpacker’s diary
今回は・テントへの入り方 や、・内部の様子を説明していく。
テントはぼくは、ハッカーテントというテントにしか入っていないので、その入り方、内部の様子ということでご了承いただきたい。
登場人物
は前回に引き続きミハエル(ドイツ人)、ナイアラ(ミハエル彼女・ブラジル人)だ。
ぴーす。『Tudo bem voces?』ブラジル出身のナイアラ。
テントへの入り方
ぼくは勘違いしていた。数年前、
・友人Fくんがテントは簡単に入れない、無理矢理入った。
もしくは、駐在員からは
・市民ですら気軽に入れない、抽選に当たらないと入れない。
と言われ、相当恐れをなしていたが、結論としては真逆で、
簡単に入れた。(チケットなども必要なし)
このことについて、ドイツ人ミハエルに聞いてみると、おそらくは、今日が木曜だから(平日だから)、また、先日の乱射事件のせいで、最近全体的に街から人が消えている(外に出歩かなくなっている)とのことだった。
※これは、2011年Fくんが訪れた際の、地下鉄写真。
ぼくのときは、こんな様子は全く無かった。
チケットなどのことについても訪ねたが、土日などテント内が人で溢れてくるとおそらくは規制をかける、とのことだった。
事件(※)の影響での入りやすさ、はこの後何年続くかわからないが、日本から訪れテントに入りたい場合は平日を選ぶのが良いだろう。(後述するがそれでも人の数は相当多い)
また、こちらの記事は、若干ぼくと違いテント入場は、厳しいとの主張だが、ぼく同様に平日を推してしている。少し引用するので参考にしてほしい。
http://guide.travel.co.jp/article/4932/
予約可ではあるものの、ドイツに駐在している日本人でもハードルが高いとのこと。よほどドイツ語が堪能でもないかぎりは諦めるしかないでしょう。
狙い目はやはり平日の昼間ですが、週末ならオープンと同時に行くのがおすすめ。
午前中に行くと、予約席であっても予約の時間までは座らせてくれることが多いのです。いちばん盛り上がる夜は平日でも予約なしでは座れないことが多いようですし、子連れは不可になるので、観光客は「朝ビール」か「昼ビール」を楽しむのが無難です。
(※)事件関連記事
【ミュンヘン銃乱射】独で広がる衝撃 治安確保が大きな課題 「もはや“安全な島”でない」と地方紙(1/3ページ) - 産経ニュース
ドイツ:ミュンヘンの銃乱射事件~ISテロではないらしい。テロは注意して避けられるものではない! - 徒然なるままに ~ Mikako Husselのブログ
テント内様子
さて、変わってテント内の様子。入り方、の節で簡単に入れると述べたが、はたして。
人の数は、、、
ぐちゃぐちゃ。わしゃわしゃ。数年前の、土日の混雑時ってどんな人の数だったんだろうか。。
非常に多い。
全く歩けないほどではないが、はぐれないように、前に進むのに多少難儀した。
椅子とテーブルがくっついた木製の席が多数設置されているのだが、空席を探すのも多少苦労した。
写真中央の奥に見えるのはライブステージだ。そこから生演奏が聞こえその音楽に合わせて、みな歌っている。この光景は、(テントではないが)東京のオクトーバーフェストなどでも目にする光景なので、想像はできるだろう。
人々は〜♪
もちろん座って飲んでいる人もいれば、立っている人もいる。みな酔っ払っているので声が大きい。
ちなみに、この写真の立っている人たちは、床の高さに立っているのではない。椅子に立っているのだ。日本では、行儀が悪い、と言われそうなこの行為も、ミュンヘンでは通常の行為のようであった。もちろんノリノリで踊っているカップルなどもいる。
ドイツの伝統音楽はよくわからないが、ある一定のところで盛り上がりってくると会場内全員、総立ちとなる。ぼくもミハエル・ナイアラと一緒に立ち上がった。そしてみんなと腰をフリフリ。基本的に酔っ払っているので何をしているかはよくわからない。
ブラジル・ブルメナウ
少し脱線するが、昨年ブラジル、ブルメナウ(ドイツ移民の作った街)のオクトーバーフェストを訪れた。オクトーバーフェストの規模は世界2番目、とのこと。
(会社でインド人と話していると、インドでもやってるよ、とのこと。世界中あちこち開催されているようだ)
ブラジルとミュンヘンはテント内の様子はかなり違った。
そんなブラジル、ブルメナウの様子はこんな感じ↓↓
ブラジルはテントというより、ライブホールといった感じ。座席は少なくみな立って踊っている。踊り率目測70%。
さすがサンバの国ブラジル。曲がドイツの曲だろうがロックだろうが、何がかかってもハイテンションで踊る踊る。
キャーーーーーーー!
歓喜の叫び。良い一枚が撮れた。
(なんちゅーポーズだ。。)
話を戻す。
さて、夜も更け、ぼくらは地下鉄の時間をみながらテントをでた。
ナイアラのリクエストで、夜風に吹かれながらチュロスコンショコラータをさがした。
http://www.recipeshubs.com/churros-con-chocolate/40466
※チュロス コン ショコラータ(=churros with chocolate)
ポルトガル語だと発音は、シュホス コン ショコラーチ
発見。チョコレートはヌッテラだった。
3人でチュロスをチョコレートにつけながらぱくぱくつつくきながら、地下鉄入り口へと帰路についた。
その他のテント情報
ハッカーテントの入り方や様子しか紹介できなかったので、
テントは14つあるテントそれぞれの特徴は??
気になる人向けに参考になる記事を紹介して終わりたい。
ドイツ便利帳(posted by bbベベさん)
【Oktoberfest / Wiesn】オクトーバーフェスト・14の大きなテント | ドイツ便利帳
テント配置図や、14つテントの、かかっている音楽や座席数など網羅してあり、大変見やすい。
ALL ABOUT (posted by 尾方 綾子さん)
各テントの特徴が書かれている。おすすめテントなどの記載もあり、思わず行きたくなる。ALL ABOUTには、その他オクトーバーフェストの歴史、記事など多岐にわたって興味のある人には読み込むのに良いと思う。
最後に。
ミュンヘンオクトーバーフェストは9月後半、と普通のサラリーマンには訪れにくい時期だが、機会があれば是非おすすめできるイベントだ。ビール祭りという一見大人向けのような祭りだが、遊園地併設とファミリーでも十分に楽しめる。
周辺にもロマンチック街道などあるし、あわせて訪れてみてはいかがだろうか。
(※オクトーバーフェスト記事はこれで終わります。)
参考1
前回、前々回記事
参考2
ガイドブックあれこれ (ドイツへ行く予定のある人用)