TRAVEL・海外ネタ

【ドイツ】オクトーバーフェスト、待ち合わせ注意点や地図の入手方法。ドイツ人との再会に感動、のお話も(その2)

更新日:

(※2016年9月の出来事。1EURO=116JPY)

 

この9月、ドイツ、ミュンヘンのオクトーバーフェストに訪れた。前回記事では、アクセスや、敷地内の遊園地アトラクションの様子について、述べた。

 

lehmanpacker.hatenablog.com

 

今回は

・待ち合わせに際しての注意点や、

・ネット上での地図の入手方法(画像検索ワード)

を紹介していきたい。

また、ぼくの行動に沿っての時間軸の通りに書いていくので、お役たち情報以外にも、個人的な旅日記が混ざる点、ご留意いただきたい。

 

 

 

ミハエルくん

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サングラスをかけているので、ファンキーに見えるが、実際はもうちょっと好青年である。

 

まず、今回オクトーバーフェスト夜の滞在時間、軸となった人物、ドイツ人ミハエルくんを簡単に紹介しておきたい。

 

昨年ブラジルのことは全然記事化できていないが、その出会いに簡単に触れたのはこちらの記事。

lehmanpacker.hatenablog.com

 

紹介を簡単に箇条書きに、

・2015年9月、ブラジル、パンタナールで知り合う

・出身がドイツミュンヘン

・彼女がブラジル人

・アンティーク商を営む(ネットビジネス)

・33歳

 

前回記事でも述べたが、2015年9月にぼくはミュンヘンオクトーバーフェスト滞在を狙っており、結構 行きたい欲 に駆られていた。

(実際、ブラジルで世界で2番目の規模のオクトーバーフェストに行った@blumenau)

 

 

彼らとパンタナールで知り合い、彼らがドイツ・ミュンヘン出身と知るや否や、

一体全体なぜこんなところにいるんだ!

君達のホームタウンでは超楽しいイベントが開かれているのに!』

などと言ったものだった。

 

 

そんな彼らとは、パンタナールで、三日ほど一緒に過ごした。双方国のサラリーマン事情や、旅感などを交え話していると、不思議と妙なリーマンパッカーどうしのシンパシーが生まれつつあった。

 

そして、

『ミュンヘンに来ることがあれば、連絡して』

『来年9月、ミュンヘンで会おう』

などと、半ば口約束をして、別れたわけだ。

 

 

 

合流に際して 待ち合わせ注意点

さて、標題の通りの旅情報をあげていこう。

前回記事の通り、オクトーバーフェストの敷地は東京ドーム9個分だ。人と人が出会うには広すぎる。待ち合わせをする必要がある人は、ポイントのポイントを指定しあったほうがよいだろう。

 

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https://www.oktoberfest.de/

 

ぼくらはやりとりしている中、彼はメールで、

『ハッカーテントの、テント内ではない、外(テラスのようなところ)でビールを飲んでいるよ。エントランス向かって左側』

と言ってきた。

 

言われた通り、ハッカーテントに行くと確かにテントの両脇に大きなウッドデッキのテラスのようなものがしつらえてあり、そこはビールを飲む人たちで溢れかえっていた。

 

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出典:http://deutschland100.blog.fc2.com/blog-category-46.html

こういう感じ。

 

しかしテントの外といえど、そこそこ広く、また、木曜夕方であったが人がかなり多く、全くどれがミハエルだか判別がつかない。

メールを何度も読み直しつつ、2、3往復右往左往したがどこにいるか全く不明だった。

 

結局、彼から 

『じゃ、6番エントランスで会おう』

と連絡がきた。

 

ハッカーテント側面には いくつかテント内への入り口があった。そのうちの一つだ。

点を指定しあった瞬間、すぐに合流できた。

 

 

このように、

『◯◯テント』で落ちあおう、程度の広さ指定だと、

 なかなか会うことができないので注意したい

 

一つのテントと言って侮ってはいけない。イメージ高校の体育館くらいの広さである。

その中に1000人位ひしめき合ってる感じだ。なかなか会えない。

 

待ち合わせの際には

◯◯テントのメインエントランス、や、会場に着く前なら、地下鉄◯◯駅、△番出口、とすることをお勧めする。

 

 

 

 

 敷地内MAP

最初ミハエルから、ハッカーテント、と言われて、わけわかめだった。

敷地内がどのような配置をしているのか、

自分がどこにいるのかも全く不明だった。

ということで、現地についたら、

 

 まずは敷地内地図を手にいれよう。

 

 

GOOGLE画像検索するに際し、注意点は、検索ワード

『ミュンヘン オクトーバーフェスト 地図』

と、日本語検索ではそれらしき地図が出てこないことだ。

 

英語orドイツ語の方が画像検索が多数ひっかかる。

下記にリンクを貼り付けておく。

 

munich oktoberfest map - Google 検索

(GOOGLE 画像検索結果にとびます。

 

201x、と滞在年の西暦を追加し、最新のものを取得してほしい)

 

 

スマホやタブレットで、画像をスクリーンショットしておくと、現地で役に立つだろう。

 

 

 

さて、話をぼくらのストーリーへ戻そう。

 

 

 

 

久しぶりの再会に感動

ぼくは、合流できるや否や、正直感動してしまった。日本起点でみれば、

・地球の裏側で出会い (ブラジル)

・今度はそいつの地元で再会 (ミュンヘン)

なんて、ドラマチックじゃないか。 

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http://sudd.dynip.se/globe/

 地球規模を感じつつ、ある種奇跡のように感じるものがあった。

海外で知り合った外国人とまた別の場所で会うのは今回が初めてだった。

 

実際には、ミハエルは家族(父・母、おじ、おば、彼女)ときており、そこに合流する形で、席に着いた。

 

ぼくは駐在員と同行していたが、夜マンションでの合流を約束し、別れた。

 

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ミハエル一家。一家に合流しビールを飲んでいるシチュエーションがウける。手前左、ミハエル。右、彼女のナイアラ。

 

 

久しぶりの再会ということで、いろいろおしゃべりをした。

その後ブラジルで互いにどこに行ったか。どうだったか。

アンティーク商(彼のビジネス)の景気はどうか。

今年は旅行はどこに行ったか。

 

などなど、互いの仕事のことや、旅のことを話していた。

 

興味のある人ように、会話した内容を、少し詳細を記しておく。長文となるのでご留意いただきたい。

(※オクトーバーフェストの旅情報はこれ以降、本記事に出てきません。)

 

 

 

ミハエルの仕事

ミハエルのアンティーク商は、20代後半で始めたようだ。大学卒業後は、普通に一度サラリーマンをしたが、その後退職し、起業した、とのこと。

 

退職〜起業、その間、1年ほど、英語や簿記などの会計関連を、起業に向けて学び直したそうだ。アイスランド、ダブリンに留学し、それらを学んだそう。ブラジル人彼女ナイアラ、との出会いは留学中とのことだ。

 

出会いは、ダブリン。

渋すぎる。

 

 

アンティーク商をやっているよ、日本人もネットでたまに買うよ、個人事業主はスケジュールがフレキシブルでいいわー、

 

とブラジル、パンタナールでは、ライトな内容は聞いていた。

 

 

今回、何を売っているの?入手経路は?

などなど、いろいろ教えてもらった。主に取り扱っている商材は、フレーム(絵などを飾る額縁)だそうだ。

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こういうの。

 

日本だと骨董、とイメージしても、額縁ってあんまりイメージしない気がするのだが。

お宝鑑定団のイメージだと、壺とか、絵画とか?

 

尚、入手経路

は、骨董市がメインとのこと。ヨーロッパでは骨董市が多く開かれているようだ。

 

 

ヨーロッパで大切にされているもの

少し話を外れる。

初めてヨーロッパを訪れた際、各国地域と比べ、ヨーロッパの人々が大切にしているのは、”美という概念”だと個人的に感じていた。

 

(この記事でそんなこと述べました。

 

lehmanpacker.hatenablog.com

 

 

そんな話を会社で、ベルギー駐在経験者にすると(60間近のじぃさん)、

『そうじゃないんじゃよー。彼らが大切にしているのは歴史なんじゃよー。』

とじじくさく言われた。その時は、何を行っているか理解できなかったが。

 

例えば、

こんな映画をみて、なるほど、そういうことかぁ、となんとなくわかった。

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映画『ミケランジェロ・プロジェクト』特集 - 【楽天エンタメナビ:映画】

 

映画自体は、第二次世界大戦中に、美術品を保護しよう、と奔走するチームの話。映画内に、歴史は財産だ、というようなセリフが何度も何度もでてくる。

 

 

ミハエルの話を聞いていると、そこら辺で開かれる骨董市の多さや、個人でも簡単にビジネスが成り立ってしまう(客がつく)あたりに、骨董品への需要が伺え、ヨーロッパの人々が歴史(やそれらに付随する美術品)を是とする、また、大切にする、感覚がうかがい知れた。

 

 

 

話をぼくらの会話に戻す。

ちなみに、景気は?
→相変わらずだよ、良い時もあれば、悪い時もあり、、、だよ。
とのことだった。

 

 

 

それから、ぼくのドイツ滞在中での観光先や、食べたものなど、たわいのない話しを話した。

 

 

ドイツの料理

ぼく個人の主観(体験)で言えば、南ドイツ、バイエルン州の料理はおいしいものばかりだった。

 

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最近流行りの、hans im glück münchen。うまし。店内もシャレオツ。

 

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gnocchi。ニョッキwithステーキ。小麦粉とジャガイモの練り物。弾力がうまし。

ただ、よく考えたら、ニョッキって、イタリアの食べ物か。

 

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バイエルン州名物、豚肉。日本の漫画で原始人とか食べている肉を彷彿とさせる。

 

**

ぼくは駐在員にあちこち連れて行ってもらったので、美味しかったのは、その影響が大きいかもしれない。
駐在員いわく『ドイツの料理、基本まずいで。美味しい店にだけ行ってるから美味しいんや』とのこと。他の旅されている方にはどのように映っているのだろうか?

 **

 

 

ぼく
『ぼくが、今まで食べたドイツ料理は全部美味しかったよ。
ドイツ料理完璧あなどってたわ。ドイツの料理は絶対まずいと思い込んでいた。

何故って、以前フランスを訪れた際は全料理まずかったし、

それに、イギリスはまずいで有名だし。

ヨーロッパ北部はまずいが定番かと思っていたよ。』

 

そういうと彼らは笑っていた。

 

ドイツの中でも、南部バイエルン州はドイツ内でも美味しいとされているとのことだ。

 

 

 

ドイツって住みやすくない?

物価

この旅の1euro=116jpyであった。一昔前の、1euro=140〜160円といった、2008年リーマンショック以前の物価からすれば、日本人から見れば格安であるはずだった。

そのせいか、ぼくは、

ドイツって、西欧の中でも物価が安いな〜、と感じていた。

例えばスーパーに行けば、ビール1瓶が1euro、など。またレストランでも、そんなに高額だ、高額だ、という感覚はなかった。

 

料理

これは前述の通りおいしく感じた。駐在員の影響は大きいかもしれないけど。

 

仕事(労働条件)

これは、結構有名な話だ。昨年ブラジル、パンタナールで話していた時も、ドイツ人は有休を取得して、1ヶ月ほど休暇をとる、と彼らは話していた。

駐在員からも、ドイツ人、有休で1ヶ月平気で休んじゃう。駐在員てんやわんや。しわよせ。と、聞いていた。

有休に対するその消化率は、法で定められていて、守れない場合企業が国へ罰金を払うそうだ。

 

社会が充実している(インフラ・消費財)

道路も無料のアウトバーンがあちこちに走っているし、生活消費財の種類も豊富にぼくの目には映った。スーパーでの買い物の品揃えや、家電製品などなど。日本同様便利だ。

また、治安もよし。 

 

 

そんなこんな、諸情報、及び実体験からすると、ぼくは、ドイツって結構住みやすいんじゃない?と総合的に感じていた

 

 

そんな発言をすると、ミハエルは、興味津々に

『どうして?どうしてそう思うの??』

としきりに聞いてきた。(上述のことを説明した)

 

 

労働者という立場からすれば、有休消化の話などはとてもうらやましい。

 

殊に昨今日本では、労働条件や、労務管理の話題はよく取り上げられる。ブラック企業、や、ブラックバイト、などの言葉群が良い例だろう。

 

そんな視点からすればドイツというのは、労働者天国のように映るはずだ。

 

また、ぼくの、旅好き、という観点からしても、この1ヶ月という連続休暇数は、羨ましすぎる。昨年パンタナールで、日本人サラリーマンで、旅好きなやつは、

1週間で、20〜30万円使っちゃうよ、(※3大連休繁忙期)

と発言したところ、非常に驚かれた。

『crayzy!! イカれてる!(高すぎる!!)』

 

 

しかし、

しかしながらである。

 

そんな諸条件を知りながら、ドイツって暮らしやすくない?と述べれば、ミハエルからしたら、

 

どうして?どうしてそう思うの??

 

となるのである。

 

おそらくミハエルからは、そうではないドイツのネガティブな部分も見えているからだろう。彼からすれば、日本も住みやすい国じゃない?かもしれないのである。

 

とかく、隣の芝生は青く見えるのである。

ドイツの、守られた労働環境、や有給休暇数、のことを聞けばその部分ばかりが強調されて脳裏に焼きつき、全てがよく見えてしまうのだ。

ヒトとはそんなものである。

 

もちろん、日本は利便性よく、治安もよく、仕事にも溢れ、海外の他国と比べれば本当に恵まれている部分が多いはずだ。(幸福論とは、別途の点だが)ただ、その辺の話をここですると、記事が発散するので、いつか他の記事で。

 

 

ドイツって住みやすいと思ったよ、なんて自分の軽い一言から、意外な反応がうかがえ、面白かった。

 

 

 

 

さて、個人的な会話だの感じたことだのに、記事の半分以上を割いてしまった。

 

次回は、テントへの入り方や、テントの内部の様子などを描写していこうと思う。

 

 

つづく

 

 

参考1

前回

lehmanpacker.hatenablog.com

 

最終話

lehmanpacker.hatenablog.com

 

 

 

参考2

ガイドブックあれこれ (ドイツへ行く予定のある人用)

ドイツのガイドブック(amazon検索画面へとびます)

 

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