この記事では、2017年ゴールデンウィークに中欧4カ国、イタリア→スロベニア→オーストリア→クロアチアを旅した内容を一挙に紹介していきます。
リーマンパッカーが、とぶっ
ども、Lipperです。
2017年GW、中欧の旅をしてきました!
あちこち行った諸情報・詳細記事を細かく書こうとするとずるずる遅くなってしまい、記憶も曖昧になります。
まずは、ここにダイジェスト版を上げていきたいと思います。
それではさっそく。写真多めになりますがよろしくです。
旅の概要
旅のルート
旅のルートはこちらです。
安い航空券がローマだったので、ローマin、ローマoutとなりました。
GWに有休をつけ、ドーハ経由(カタール航空)で、6.7万円という破格。
いやいや欧州もちかくなったものだねぇ。。
ローマを出発点とし、北上していきました。
適当に観光地をとりながら、陸路、レンタカーで北上していきました。
また、上記ルートには書いていないですが、ローマからの北上をする前に、ナポリ方面(アマルフィやナポリ界隈)も一泊二日で行っています。
旅程
4/27(木)深夜便 羽田発 → 5/6(金)現地発 です。
中日でまる7日という感じでしょうか。
(レンタカーの貸し出しは(金)14:30〜(金)14:30という具合)
それでは時系列に沿ってダイジェストいきます。
1-2日目:イタリア、アマルフィー&ポンペイ
1日目はローマより南下し、アマルフィー海岸を目指します。
アマルフィー海岸を爆走ドライブ
アマルフィーって映画でいちやく有名になりましたよね。
会社のおっちゃんに、
いヨッシャ、アマルフィー海岸ドライブしてくるぜ、ブーーーーン!
とか言っていたわけですが、実際に行ってみるとまじやばい。
何がやばいって、 道クネクネすぎ。狭すぎ。現地人あおってきすぎ。
ブーンとかマジ無理です。常時怖いです。
(久しぶりのMT車・右側通行ということもありまして)
こんな感じで、カーブ直後のすれ違い、とかままあるわけです。↓
うーこわいこわい。
アマルフィー海岸とは、このへんのことを指すのですが、
アマルフィー海岸→上記のあたり
アマルフィー→街の名前
10kmとかの移動に45分とかかかります。
いやー疲れた。運転中常に思っていた事は、
は、早くアマルフィ抜け出してー。
でした。運転に不安のある方はレンタカーでなくツアーの参加が無難かもしれません。(そのためバスも非常に多く走っています。)
さて、アマルフィーへは初日、夜22時頃ついたのですが、
アマルフィー自体の観光はピザを食べたりぷらぷらしたりと、いたって凡庸。
夜のアマルフィの街から。
*アマルフィ情報*
駐車場あり、5euro/1h。中心地にあります。
初日から疲れた疲れた。
はい次、2日目。
お宿のかわいいワンコ
そんなこんな運転の困難さもありながらも、2日目、アマルフィ到着の翌日の昼には無事晴れ、海岸を走っているのはとても気持ちよかったです。
海が綺麗でドライブが気持ち良い。来て良かった。
ポジターノ おしゃれなアマルフィー海岸沿いの街
2日目はポジターノという、なんだか愉快な名前の街を観光します。
そこそこ良い雰囲気の街でした。
*駐車場あり。たくさんあるので困りません。たしか4euro/1h
続いてアマルフィを抜け、ナポリ方面へ向かいます。
ポンペイ遺跡・ベスヴィオ火山
つづいて向かったのはポンペイ遺跡です。
火山が噴火して滅びた街って、有名ですか?(そうでもない?)
なかみは、、、微妙でした。
うーん、昔の商店街とかみてもねぇ、まず何がなんだかわからない、という感じ。
結構日陰で座って休んでいました(^_^;)
とはいうものの、ナポリの街観光にも興味はなく。選択肢がなかったんだな。
その後、ポンペイを滅ぼしたベスビオ火山に登ります。(車でね)
ベスビオ火山の頂上を目指す
登山の計画も立ててみましたが(登れます)、時間の都合上車で登っただけ。
それでも中腹などにレストランがいくつかあり、景色の良い箇所からはナポリの街やナポリ湾が見渡せ、景観はvery good。
感動こそしませんが、よい場所でした。
夕刻、ナポリ→ローマを移動します。(200kmくらい、2.5hほど、高速15euro位、やすいっ)
一度友人を空港でピックアップし、お宿へ移動。
イタリアのキャンプ場は充実していて安い
この旅、2回ほどキャンプ場の、モーターホームとでも言うんでしょうか。(ちょっとちがうか)コンテナハウス的なところにとまります。
なんとここはベッドが5つもあって、一泊3000円。
キャンプ場内にはレストランやショップもあり、日本にないクオリティ。
日本にもこういうの作って欲しい。。。
して2日目終了です。
翌朝以降、北上を進めます。
3日目:イタリア、フィレンツェ&ピサ&ベネチア
はい、続いて3日目。
フィレンツェ・ピサ
ミケランジェロ広場
フィレンツェの街を一望するならここ。だいたい るるぶ、とかのフィレンツェ見開きページはここからの撮影。
芸術の街と称されたフィレンツェの街、さすがに素敵な景観でしたね。
ここ無料駐車場もあります。
その他中央市場などもまわります。
ピサの斜塔はめっちゃ傾いていた
ピサの斜塔
ピサの斜塔はフィレンツェの街から50kmほどです。1時間強でつきます。見てみた感想としては、
めっちゃ傾いていました。
おおぉ、となります。
あと、写真をとっていて、あれ、あれ?ずれてる?水平保ててる??
みたいな感覚にちょっと襲われました。
フィレンツェから1時間15分くらい。
駐車場有料、あり。
駐車場に黒人の物売りがたむろしてて怖かった。←大きな駐車場内までふらふら入ってきて、売ってきます。
その後北上を続けます。3時間くらいベネチアへ。
ベネチア
今回で2回目となったベネチア。やはり地中海の真珠は美しいですね。特にやることもないので、お散歩する程度です。
ちなみに物価はあいかわらずゲキ高。。。ホテルもご飯も。駐車場は1日単位で26euroとかします。
ベネチアの安い駐車場
この安い、時間単位の駐車場がなかなかネット上に情報が転がっていないのですが、発見しました。
7euro/2h。
正味、2hもあればベネチア自体は島内を見て回れます。
駐車場はこちら↓
入り口の見た目は、こんな感じ。サンアンドレ パルケッジョ(=駐車場)
ベネチア近辺泊し、無事3日目終了。
4日目:スロベニアのブレッド湖&オーストリアのザルツブルグ
はい、4日目。
いよいよ中欧をめざします。
スロベニア
スロベニアに入った瞬間山が現れます。ユリアンアルプスについに突入したなぁ、自然に囲まれ自然好きのLipperはウキウキしてきます。
また、川の色がかなり綺麗です。
トリグラフ国立公園
トリグラフ国立公園。
あまり有名ではないと思いますが、結果から言うと大満足。
川もちょーキレイ。もう少し時間をかけて再度まわりたいなぁ。。
この地形をゴルジュ帯というなむ↑
写真はBovecボベッツという街の近辺。
本当はこの光景に出会いたかったんです。
photo by unknown
現地ガイドに聞くも、これ6kmくらい川の中歩かないとたどり着かないよ。
しかも滝自体いっぱいあるから、どれがこれかわからん、と言われ断念。
このトリグラウ公園、旅の直前に地球の歩き方を見ていて気づいたのですがかなり良さげ。っていうか実際に良かった!トレッキングやゴルジュ帯などの自然コンテンツが盛りだくさんなので1週間くらいかけていつか来てやる、と決意します。
先へ進みます。
ブレッド湖
ブレッド湖、かなり寄り道して15時くらいにつきました。
湖の色の具合は、、、あれ?ネット上とだいぶちがうな、、、と。
期待はずれでした。
ネット↓
出典:https://blogs.yahoo.co.jp/windyroad825/folder/1600555.html
実物↓
あれぇ〜〜
あれれれぇ〜〜〜
(^_^;)
ただしケーキは美味しかったので結果オーライ。
歩を進めます。
オーストリアに突入です。
めざしたのはザルツブルグ。塩の街です。(昔ね)
オーストリアのアルプスは雄大
オーストリアに入ると山の表情が変わります。
力強く、猛々しい感じ。雄大さが増します。
かっこよかった。
頂上付近に雪も残っており、寒さが一気に増します。
また非常に面白く感じたのが、文化がガラりと変わったこと。
ラテン→ゲルマン文化へと変わりました。
言語が変わりました。
空間設計のデザインが変わりました。(装飾物がきめ細やかになった。)
また、ドイツ語ってだけでドイツにいるみたい。
この文化が急激に変わったのが個人的には非常に面白く感じました。
しばらくするとザルツブルグへ到着。
ザルツブルグ
ゲテライデ通り
看板が可愛い、ということでちょいと行ってみるかとなっていたのですが、
かなりいらない観光地となりました。
雨が降っていたこともありましたが…
内容はショッピングストリートでしたが夜遅く、全て閉まっていました。
だいたいブランドかお土産屋さんでしたね。空いていたら楽しかったかというとこれまた微妙。
近くに有料駐車場はあります。
こちら。コンチパーク。
http://www.contipark.at/en/find-parking/salzburg-tiefgarage-altstadtgarage-a/
カフェザッハーでザッハトルテを
いよーし、老舗、ザッハトルテ食べちゃうぞ、ということで、行ってきました。
お店の構えや内装は、とっても格式高~い感じ。
そしてお味は、、、
ふつうだわコレ。
むしろふんわり香るオレンジの香り、まじいらんわ(笑)
最近時のケーキの方が美味しいです。まぁ、これ完全なる思い出作り、ということで。。。
右のやつはちょっとムカつくやつです。
かなりの移動距離でしたが、4日目を無事終え、爆睡します。
(いや長い移動日だった。)
5日目はザルツカンマーグートという湖水地方を目指します。
5日目:オーストリア、ザルツカンマーグート&クロアチア、首都ザグレブ
ザルツカンマーグート
ザルツブルグを拠点とした、湖水地方。
ゴーザウ湖
非常に雄大なアルプスに囲まれ、ここも大満足。
光景は、インターネットでみた写真の通り。
一周歩きました。(約1時間)
観光客も微々たる数でよいよい。
ハルシュタット
こちらは世界遺産登録。なごやかな風景に大満足です。(観光客は多かった。)
静かな湖面に、世界遺産の境界の光景。その光景を見つめながら、サンドイッチなどかじってぼーっとしているだけでだいぶ幸せでした。
ザルツブルグの市内観光がかなり残念だったのですが、この2つを訪れ、雄大な自然・景観美に触れ、いやぁ、わざわざオーストリアまで北上してよかった、と結論としては、大満足。
はい、続いて同日大移動です。
プリトヴィッチェまで7時間ほど大いに萎える移動です。
クロアチア首都、ザグレブ
ザグレブは夕食をとるために、ちら寄り。
1時間ほどの滞在。
聖マルコ協会
モザイクの屋根が可愛いです。
でも、みどころこれだけかなー。
観光は5分くらいで終えました。
ユーロから通貨が変わるので、クーナ(1kn=16jpy)を調達します。
して、ファーストフードを購入しさらにプリトビッツェへ移動。
着後寝て、朝からの観光です。 (いやーこの日も大移動だった。)
はい、6日目。
6日目:クロアチア、プリトヴィッツェ&アドリア海沿いドライブ
プリトヴィッツェ湖群
滝の音もすばらしく。
下湖群→上湖群(入口1→入口3)の順に歩くのですが、上湖群の蒼さはさらに素晴らしい。
結果から言うと、この観光地は大大大満足。
超オススメです。
全ての旅人に是非行って欲しい。
園内に入ると聞こえる滝の音や、湖群の蒼々しくたたずむ光景たるや。
時間が押さないように巻きで回らないと、と思っていても、あちこちキレイすぎて写真を撮るのをやめられない、というのは過剰な表現ではありません。
それぐらいよかった。
コースもわかりやすい。入口1から入って、入口3を目指します。
水中写真もとったのでどうぞ!
↓
GoPro的なのでとってます。
↓
アクションカム (akasoというやつ)
中国、九寨溝 と クロアチア、プリトヴィッツェの比較
少々、中国九寨溝との比較を。
九寨溝よりもよかったのは、観光地化されていないというところでしょうか。
九寨溝は、園内の広さから、ガンガンバスが走っていたり、あちこちに売店があったり、と便利は便利でよいのですが、こちらプリトヴィッツェの方が自然に溶け込ませる工夫がしてありとてもよかったです。環境保護もプリトヴィッツェがだいぶ上かなぁ。
観光客の数もいわずもがな。
また、九寨溝は4000m級の高さにあり、雨が振りやすいというのも、微妙なところ。。
個人的にはプリトヴィッツェおしです。
次にイストラ半島を目指します。
イストラ半島
モトブン
トリュフの産地。トリュフおしの街。
トリュフオイルなどを購入。
して、トリュフを食べることとします。
昨年ドイツで食べたトリュフのパスタが、顎アゴが落ちる美味しさで、
その強烈体験からトリュフパスタを求めたのですが、そこまでほ美味しくなかったな。。。(うまいといえばうまいですが。)
トリュフをかければなんでも美味しくなる、というわけではなく、ベースの味が大切ということを実感。うーむ。ミュンヘンレストランもう一度行きたし。
さて、
街自体は、客も少ない割に、丘の上の街からの景色はよかったりして
結構 乙オツ な感じです。
こういう乙な観光地も好きなんだなぁ。
腹を充したら、モトブンをあとにします。6日目宿泊地ロビニへ。
到着後、海沿いをふらふら歩きました。
ロビニ
ロビニは、アドリア海の港町。
青い海、オレンジ色の屋根、とドブロブニクのような光景を狙ったのですが、残念ながら曇り。
7日目:クロアチア→イタリア大移動
7日目朝の写真。
それでも、観光客もさして多くなく、こういったほっこりする乙な観光地を巡る感じもバッチgoo。よいじゃないの。
カルスト(シュコツィアン洞窟・ポストイナ鍾乳洞)
出発前に紹介した、カルスト地形は結局行きませんでした。
プリトビッツェあたりで、もう、観光自体はかなりお腹いっぱいになっていたためです。
プリトヴィッツェ以降、観光はかなりニュートラルモードに入れまして、
まぁ、いいだろーもう。的な雰囲気で、カット。
7日目、朝から、カルストすっ飛ばして、イストラ島→トスカーナを目指します。
550kmくらい。うーん長い。
よりみち。ボローニャでボロネーゼ
おい、もうすぐボローニャ通過するぜ!ボロネーズ食っとかね?というノリに
ベタですね。ボローニャでボロネーゼ食べとくか、ということで、急遽ググります。
ボローニャ郊外の繁盛店を見つけ出し、食べました。
うまい。全部うまい。
野菜そんなにすきでないですが美味しい。
デザート
ティラミスとマスカルポーネチーズのチョコレートかけ。うますぎ。
お店はこちら。
http://www.trattoriadelgallo.com/menu.html
繁盛店はさすがにうまいね。昼の部の終了14;30までワラワラと客入りが途絶えませんでした。
フィレンツェ郊外、ザ・モール
高級ブランドのアウトレット。
ブランド名を見ても男物すらかもよくわからず。
おっと、この観光地に、ぼくはお呼びでなかったね。そそくさと退散。
8日目:ピエンツァ、オルチャ渓谷
トスカーナ、絶景、などとググるとでてくる、丘陵地帯のあの光景。
ここにあります。
日の入り時、及び、日の出時にカメラを構えました。
(といってもコンデジとスマホです…(^_^;) )
いろいろ効果もつけたりして撮ってみたりしましたので、そちらの写真もお楽しみください。
(写真は温かみ、とかいう効果をつけたりしてみてます。
が、カメラ詳しくないのであまり聞かないでください(^_^;) )
以上足早にダイジェストの紹介でした!
この旅行に触発され、イタリアをテーマにBBQしてみました