この記事では旅行前に事前にamazon等で日本で買えて、台湾で使えるsimカードをまとめていきます。
2018年1月に台湾にふらっと行ってきました。出発前に調べてみると台湾で使えるsimカードがamazon上ですんごく充実していたので、ここでまとめてみたいと思います。
大前提にあなたが海外へもっていくスマホがsimフリースマホである必要があります。『simフリースマホって何?』という方は下記記事をご参考ください。
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simフリースマホとは?簡単に説明してみる!海外で自分の携帯を使うために。
simフリースマホって何?という方へ。 海外旅行で自分のスマホを使いたい場合、大前提としてsimフリースマホである必要があります。 私はこのブログで海外で使えるsimカードをいくつか紹介していますが、 ...
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旅の後にsimカードのレビュー記事はこちらです。→レビュー記事
それではさっそく紹介していきましょう。
何故事前に日本で購入することをおすすめするのか
このブログでは、以前旅行でsimを利用した際のことを記事にしておりますが、幾度かの経験から事前に日本で買うことを断然お勧めしています。何故って理由は単純明快で、
- 現地での時間がもったいないから。そして
- 別に現地で買ってもamazonより安くなるわけではないから。
です。
何度か渡航先の現地で購入した経験上、購入〜開通まで15分で終わる、とかいうことまずないです。
販売所探したり、並んだり、店員とやりとりしたり、スマホに入れて設定したりすると普通に、通算1時間2時間すぐにすぎます。そして時には最悪開通させられないなんてこともあります。(ドイツ、ミュンヘンで経験 涙)
それ以来もう事前に必死に情報収集したり現地で探して買うのやめております。
台湾においては、日本人旅行者の多さから、何人かの方が空港ではコレが買える、この通信業者がおすすめだ、とありがたいことに細かな情報をあげてくれています。
一方で見ていると値段はamazonと変わらないなぁ、という印象です。
個人的には事前にamazonで買ったりすれば口コミは読めるし、届いたあと説明書も確認できるし、到着した瞬間つながるので本当にストレスフリーでおすすめです。
それでは早速5選、行ってみましょう!(情報は全て2017年12月時点でございます)
その1)China Unicomのsimカード
項目 | 内容 |
---|---|
価格 | 1,580円 |
容量 | 3GB (到達後、速度128kbpsの通信可) |
1GBあたり | 約530円 |
テザリング | 可 |
サイズ | 標準、micro、nano(付属アダプターで可変) |
購入先 | Amazon |
Amazon口コミ | 星3.0 (2017.12.12時点) |
使用可能日数 | 7 |
特徴・その他 | 中国本土版、香港版、といろんな種類あり |
まず、一発目。可愛い出で立ちのChina Unicomです。China Unicom自体は中国本土の企業で、その他中国本土+香港版や香港・マカオ版
など同じsimシリーズでもいろいろな種類があります。本記事登場simはその台湾版の位置づけです。
China Unicomの強み
ChinaUnicomの強みは3GB終了後でも128kbpsで低速通信してくれることです。LINEなどのテキストメッセージでは問題ない程度で、3GBもし使い切ってしまっても連絡はとれる、というところが非常にユーザビリティが高いのではないでしょうか。
ただ後述していくsimにも同様な機能があったりと、比較してしまうと、可もなく不可もない、といった凡庸な印象があるのも事実です。
信頼度は?
Amazon口コミでは星3つ。
ほぼほぼ問題はないのでしょうが、口コミを覗いていると若干気になるネガティブな面もありそうです。
実際に現地で使用してみた感想ですが、Twitterの写真画像アップロードが遅い又は通信中が止まらなくなるなど、接続スピードが遅いように感じました。
まぁ、使えないわけでもないので。。また4月に台湾行くのでお世話になろうと思います。Amazon口コミより
後述していくsimたちも良さげなので、可愛いパッケージが好きっ!という方でない限り、こちらを選ばなくても良いでしょう。(リンク:Amazon口コミ )
【更新&追記|2019年3月時点 星2.9、レビュー数16票。あまり伸びていません。】
続いて、アジア旅行者に人気のsimです。
その2)AISのSim2fly
項目 | 内容 |
---|---|
価格 | 1,450円 |
容量 | 4GB (到達後、速度128kbpsの通信可) |
1GBあたり | 約360円 |
テザリング | 可 |
サイズ | 標準、micro、nano(付属アダプターで可変) |
購入先 | Amazon |
Amazon口コミ | 星4.4 (2017.08.01時点) |
使用可能日数 | 8日間 |
特徴・その他 | アジアで人気のsim! |
アジア旅行者には言わずと知れたAISのSim2fly。AIS社はタイ国内でのNo.1キャリア、日本のドコモを想像すればそれに近しいです。このsimはアジアの複数ヵ国をカバーしており、アジア旅行者にはすでに有名simです。そんなSim2flyのアジア版(※)にはばっちり台湾も含まれており、問題なく使えます。(※ヨーロッパ版もあります。)
Sim2flyの強み
Sim2flyの強みは4GB終了後でも128kbpsで低速通信してくれることです。ここは前述のChinaUnicom同様ですね。
また、対象ヵ国の中に日本も含まれており、日本で出発前に開通状況が確認できます(ソフトバンクへ繋がります)心配性な方には心強い要素でしょう。
もう一つ、この記事を読んでくれている方にはamazonアカウント持ってないよ、楽天派だよ、という方もいるかもしれません。5選の中このsimのみ、楽天でもyahooショッピングでも購入可能です。この販路の広さもSim2flyの強みと一つ言えるでしょう。
信頼度は?
amazon口コミで星4.4。
すごい評価ですね。口コミ数も100件以上でこの点数、なかなかない商品ではないでしょうか。実はこのSIM2FLY、アジア 周遊 SIMなどとググると、Amazonでいのいちにあがってくるアジアのベストセラーのsimカードなのです。みなさんの利用実績、口コミ点数からまず問題ないsimカードだと考えてよいでしょう。(リンク:Amazon口コミ
)
さてもうひとつアジアに強いsimカードからの紹介です。
その3)TRUE MOVEのTRAVEL SIM ASIA
項目 | 内容 |
---|---|
価格 | 1,580円 |
容量 | 4GB |
1GBあたり | 約400円 |
テザリング | 可 |
サイズ | 標準、micro、nano(付属アダプターで可変) |
購入先 | Amazon |
Amazon口コミ | 星3.5 |
使用可能日数 | 8日間 |
特徴・その他 | アジアで人気、バリ島でも使える! |
TRUE MOVE社もこれまたタイの通信業者です。基本的にAISのSim2flyと非常に似通っていて、アジアの複数ヵ国での利用が可能で、同様に台湾を含みます。
Amazon上ではこちらが後発でしたが、順次利用者も増えており口コミなどしっかり確認することができます。
TRAVEL SIM ASIAの強み
こちらも前述2つと同様、容量使用後の128kbpsの低速通信が可能です。また、Sim2fly同様日本も対象ヵ国となっており、通信確認してからの出発が可能です。こちらはドコモに繋がります。
また、楽天での購入も可能です。(YahooショッピングはNG)
信頼度は?
amazon口コミで星3.5。
3.5もつけば問題なく使えると考えて良いでしょう。ただ、一つ前のAIS Sim2flyが4.4点をはたきだしている事を考えると、わざわざTRAVEL SIM ASIAを選ぶ必要もないかな?とも考えれます。(リンク:Amazon口コミ )
【更新&追記|2019年3月時点 Amazon上、ここ数か月在庫切れ、が続いています。】
ここまでのまとめ
少しまとめてみましょう。その1、その2、その3だけ比較してみるならば、
ChinaUnicom < TRAVEL SIM ASIA < Sim2fly
となり、AIS Sim2flyの勝利です。
さて、続いてその4、その5と続けたいところですが、少し海外simの小ネタをはさみましょう。
コラム:海外simに現地の電話番号は必要?
SIMカードをネットで叩いていると現地の電話番号あり版、データSIM版と分かれていたり、電話料金をチャージする方法などがのっています。どちらを選ぶかは好みにもよるのでしょうが、私は電話番号は不要、と考えています。
なぜならネットがつながれば今時ネット電話(IP電話)が使えるから。私が使っているのは、LINE OUTとGOOGLE HANGOUT。旅行先でもちょこちょこ使って無事使えています。通話料金も日本→海外、海外国内でも数円/分程度と非常に安いことが多いです。
※片方が繋がらない、ということもあるため、2つアプリを入れておくことをお勧めします。
さて、のこり2つです。長文お付き合いいただき恐縮ですが、上記3つとは(良い意味で)毛色が違いますがぜひ読んでみてください。
その4)Fareastone LTE版
項目 | 内容 |
---|---|
価格 | 700円 (2019年3月時点) |
容量 | 無制限 |
1GBあたり | 表現できず |
テザリング | 可 |
サイズ | 標準、micro、nano(付属アダプターで可変) |
購入先 | Amazon |
Amazon口コミ | 星4.0 |
使用可能日数 | 5 |
特徴・その他 | 他にはない容量無制限! |
※価格へは短期間で微変化が見られます
Fareastone、聞きなれない名前なのは台湾国内で販売している台湾特化型のsimだからでしょう。正確にはFarEasToneと綴り、中国語表記は遠傳電信。台湾の桃園空港なんかでも売っています。
Fareastone(LTE版)の強み
Fareastone、恐るべき破壊力をもったsimカードです。
価格は千円以下、4G LTE通信に加え、テザリングはできるわ、そしてなんと容量、無制限!海外simを見てきた中でこんなコスパにすぐれたsimカードを見た事がありません。
ということで強みは
- 安さ、速さ、テザokに加え
- 容量無制限
(完璧やないかぁーーい)
信頼度は?
Amazon口コミで星4.0。
点数的には全く問題ないと言って良いでしょう。100票近くの口コミが入っており、その4.0というのもかなり信憑性の高い数字となっています。口コミを読んでいてもみなさん結構褒めています。(リンク:Amazon口コミ )
さて、最後の一つは台湾系の会社で似たようなものがもう一つAmazon上で気になるものがあったので、そちらを紹介して終わりたいと思います。
その5)亜太電信 4G3G プリペイドsim
項目 | 内容 |
---|---|
価格 | 730円 |
容量 | 無制限 |
1GBあたり | 表現できず |
テザリング | 可 |
サイズ | 標準、micro、nano(付属アダプターで可変) |
購入先 | Amazon |
Amazon口コミ | 星3.9 (2019.3月時点) |
使用可能日数 | 5 |
特徴・その他 | こちらも容量無制限! |
Amazonで台湾のsimをたたいていて、少々気になったのはこちら、その4FarEasTone同様に台湾特化のSIMカードです。
台湾では台湾特化のsimカードが発達していますので、アジア周遊系よりも台湾特化に目を向けたほうが得策そうです。
亜太電信の強味
強みとしては、その4FarEasTone同様に、安さ・テザリング可・口コミ高得点、に加え容量無制限、となっています。 価格もその4同等です。その1〜その3までのものより数百円安いです。
信頼度は?
Amazon口コミで星3.9です。
口コミ数がすごくて、2019年3月時点口コミ数310票とかなり多めで信頼度もばっちりです。間違いのないsimカードと考えて良いでしょう。 (リンク:Amazon口コミ )
以上長々と5選を紹介してみました。簡単にまとめてみます。
まとめ・比較表
項目 | Chi-U | Sim2 | TRA-SA | Far-ES | 亜太電信 |
---|---|---|---|---|---|
価格 | 1,580円 | 1,450円 | 1,580円 | 700円 | 730円 |
容量 | 3GB | 4GB | 4GB | 無制限 | 無制限 |
1GBあたり | 530円 | 360円 | 400円 | 表現できず | 表現できず |
テザリング | 可 | ||||
simサイズ | 標準、micro、nano (付属アダプターで可変) |
||||
リンク | Amazon |
Amazon |
Amazon |
Amazon |
Amazon |
口コミ点数 | 星3.0 | 星4.4 | 星3.5 | 星4.0 | 星3.9 |
口コミリンク | Amazon口コミ |
Amazon口コミ |
Amazon口コミ |
Amazon口コミ |
Amazon口コミ |
※スマホ閲覧の方、右スクロール可能
上記のようになりました。正直どれも安く口コミも十分でどれをえらんでも良いというくらいの充実っぷりだと感じています。
とくに、先日ヨーロッパを訪れた際にこちらを書いたのですが、
安いヨーロッパ周遊simカードを3つ紹介するよ。amazonのおすすめsimまとめ【比較表あり】
どれもこれも余裕でヨーロッパのsimより安いです。台湾simカード、正直この充実ッぷり、素晴らしい。
- Amazon派ならFareastone
- 楽天派(amazonアカウント非所有)ならSim2fly、
のような感じで買い分けてもらえればと思います。
Fareastoneや亜太電信を選ぶ方は、利用期間が5日間なことにも注意してください。(1週間などの旅行者なら、AIS Sim2flyもしくは2枚購入ですかね。※2枚セットも売っています。)
管理人が選ぶならこれっ!
その1〜3と今まで目にした名前のsimでしたが、私は2018年1月の台湾旅行へはその4のfareastone(LTE版)を購入してから出発しました。
5選の中でもどう考えてもコスパが圧倒的に良いですし、星も4.0と高得点で全く問題ないように感じたからです。
台湾では、台北のみならず、台中やら、温泉地やらと都市部以外の場所にも訪れてみたので、その辺のレポートをご覧いただけたらと思います。
(追記:レビュー記事書きました。Fareastoneレビュー記事)
最後に
最後に、各SIMの章では細くて書ききれなかった情報がたくさんあります。(情報を詰めすぎるとゴチャゴチャしてしまうため、だいぶ割愛しました。各simカードのapn設定方法、賞味期限=購入ベストタイミング。etc ,,,)
また海外simカード市場は、価格の微改定があったり、口コミ数もぐんぐん伸びたりと、ちょこちょこ変化もあり、まだまだ成熟してない市場です。
必ず下記リンクのamazonの商品説明欄やみなさんの口コミを十分参考にするようにしてください。
種類 | リンク |
---|---|
ChinaUnicom | Amazon |
AIS Sim2fly | Amazon |
TRAVEL SIM ASIA | Amazon |
FarEasTone(LTE) | Amazon |
亜太電信 | Amazon |
それではみなさん、台湾でもENJOY SIM LIFE♪