TRAVEL・海外ネタ

【ロスバゲ】ロストバゲッジするとお金貰えるって知ってた?その対応・対処方法。補償、損金の清算方法など。

更新日:

ロスバゲされた方へ。

この記事ではロスバゲ発生後

  • 現地での対応方法
  • 損金のクレーム

など、わたしの実体験を記していきます。

ホンマ対応悪いです。

ドイツミュンヘンで発生

2016年の9月ドイツ、ミュンヘンを訪れた。

その旅の内容はさておき、この度初めてロスバゲに遭遇した。初めての出来事だったので、

ま、まさかの!

といったのが率直な感想だった。

旅人界隈の友人にLINEを入れると、

それ、お金もらえるで~

というアドバイスがかえってきた。その始終や注意点を述べていきたいと思う。

構成は

  • 現地対処方法(荷物の取り返し方)
  • 清算手続き(クレームつける)

このあたりを実話を交えて書いていく。

旅の概要

旅の概要を簡単に。

概要

・今回はプライベートで現地駐在員を訪ねた

・9月、としたのは、ミュンヘンのオクトーバーフェストに訪れるのが目的

・航空会社は中国国際航空(以下AIR CHINA)。

**

対処1 ロスバゲした荷物を取り返そう

 

到着時。荷物がない!

ミュンヘン空港に到着後、バゲッジクレームで待つこと小1時間。荷物もまばらになり始めた頃、自分の荷物が中々流れてこなかった。

めんどくっさぁぁあーー!

駐在員にLINEを入れると、他のコンベヤーを流れることがある。XX番のクレームにコンベアにいってみて。

とのこと。ミュンヘン空港ではこのようなことはしばしばあるようだ。

しかしながら、指定のベルトコンベアまで行ったがぼくの荷物は見当たらなかった。

結局、バゲージクレームエリア内に、Lufthansaと書かれたその処理班らしきカウンターに行き、状況を説明した。対応してくれたのは中国国際航空のスタッフではなく、ロスバゲ処理班といったところか。

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出典

http://www.niceairport.net/Airlines/Lufthansa.php

便名や、半券に貼られた手荷物受取証を確認され、荷物の特徴や、また、こちらの滞在先の電話番号や住所を伝えた。

そして、ロスバゲ追跡に対してのレポートを発行してくれた。種々書かれた情報の中にレ点をうってくれて、これがトラッキングナンバーよ。と。

ということで、対処1、取り返すまでの

STEP1:状況を説明しロスバゲレポートをもらおう

 

 

カウンター曰く『明日の朝たぶん届くんじゃない?』

本当かな、、なくなっていなければ良いけど。。

とは言うものの、着替えも無く、初日は必需品の買い物をして過ごす羽目に。

 

翌朝。荷物はきているのか

荷物が届いているか確認するため、空港の代表番号へ電話すると、配送業者につなぐから、ということで、SANDという会社につながれた。

ロスバゲ受け渡し業務はAIR CHINAの手を離れ、配送業者に渡っているようだった。SANDと話すと、

『無事届いている』

とのことであった。安堵。

昨日もらったレポートのトラッキングNo.が無事役に立ち、『あるわよ』とすぐに確認がとれた。

受け渡し方法、どこで?いつ?、などを握り合う。とは言うものの、早速ドイツ内で移動していくような予定を入れており、中々届け先(住所)が決まらない。

そして、届け先はミュンヘン市内までというのが規定よ、という要件が課されたところで、結局すぐに取りに行くことに決めた。

ということで、対処1、取り返すまでの

STEP2・・・先方といつ、どこで受け取るかを握る

1つ注釈したい。

ぼくは、1日を経てかなりスムーズにことが運んだが、下記の要因が大きかったと思う。

  • 双方英語が喋れ意思疎通が図れた。
  • 電話があった。
  • 空港まで自身で行ける距離に滞在していた。

このいつ・どこに・誰が(届ける/取りに行く)は、例えばスタッフが英語が話せないような国、もしくは電話が難しい国では、STEP1の段階で、キッチリ決めておく必要がある。僕の友人の中国の経験を1つ。

言葉の通じない国だったら??友達の例・中国で

以前、中国九寨溝で、知り合った日本人は、成田→成都→九寨溝と飛んだ中、見事にロスバゲしたそうだ。

ぼくと出会った際には無事荷物を手にしていたが、その経緯を聞いてみると、

九寨溝到着時、いつ 〜いつ、どこのホテルへ泊まる

・そのホテルの住所や電話番号

・その場でホテルに電話を入れ先んじて荷物が届く旨を伝えてもらう

など、かなり入念にいつどこで荷物を受け取るかを先方と握った上で、空港を離れたそうだ。

このように、中国や、その他の英語が通じない国、や電話しづらい環境では、きっちりとSTEP2までを空港で済ませることが肝だろう。

STEP3・・・荷物を取りに行く(or届けてもらう)

これは書いて字のごとくだ。とりたてて、特筆することはない。

ぼくは、ロスバゲの翌朝の電話ののち、すみやかに空港までタクシーで向かい、配送業者のテナントをみつけた。電話をした女性に名前を聞いておいたので、むこうもすぐにわかってくれた。パスポートやレポートを見せ、受領書てきなものにサインをして完了。

友人のLINEの お金もらえるで の情報は本当かな、と思い、

『なんかお金もらえるって聞いたんだけど』と尋ねたところ、

『そうかもね、AIR CHINAのスタッフが対応すると思うんだけど』

と海外特有のきめ細やかでない、だと思う対応、であった。

その場では、時間も押していたので、空港内での手続きは諦め日本帰国後の問い合わせ・精算手続きとすることにした。

対処2 精算方法(損金のクレーム)

さて、ぼくは荷物を受け取った際、下記のようなものを残しておいた。

・航空券の半券

・半券にくっついた、手荷物受取証(バーコードが書いてあるやつ)

・ロスバゲのレポート

・荷物に取り付けられていたタグ類

結局、必要なのは、荷物に取り付けられていたタグだった。(何を求められたか後述)

早速、帰国後、のパターンにはなるが、精算手続きを述べていきたい。

STEP1・・・航空会社に連絡を

ネットで、AIR CHINAの電話番号を漁り、その番号に電話をした。日本人が対応してくれて、損金の手続き方法を要求した。

お詫びとともに

MU,,,,で始まる荷物の番号は?

と問われた。

その番号とは、タグ類に記されていた。(良かった、タグ類を捨てずに保管しておいて)

まずそれらの情報がほしいということで、PDF化し、FAXを送った。念のためとっておいたもの、全てを送付した。

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↑こういうの。

出典

http://blogs.yahoo.co.jp/youyou_1967/folder/608377.html?m=lc

担当曰く、願わくばスムーズなのは、ミュンヘン空港で損金の手続きをしてもらうこと、言われた。

とはいうものの、こちらも予定があったし、人を待たせるわけには行かないし、広い空港の中で、AIR CHINAのカウンターを探し出し、、、と現地で時間は割きたくなかった。(対応もきちんとしてくれるか不明だし)

担当者は、一度ミュンヘン空港に確認します、と、ミュンヘン空港に何かと決裁権があるかのような話し方をしていた。

ともあれ、一歩前進した。

数日後

STEP2:きちんと不服を申し立てる【重要】

損金手続きの連絡のメールが入った。

内容は、

”損金保証は一律300元(約5000円)

この内容でよければ添付のファイルに同意サインと振込先を”

とのことだった。

とんでもない、ぼくが支払った額は
タクシー往復、急遽の衣類を含め200ユーロは超えていた。

特にぼくが訪れた時は運悪く、曇りが続いており、9月の後半といえどミュンヘンは寒かった。上着の類も買っていた。(上着を含めると約300ユーロ)

担当者へ、このようなものを購入・支払いしており、200ユーロほど使っている、と伝えた。

『そのことを最初に述べられていれば、、』

とのことだった。

やっかましぃわーい!

いやむしろ初回の電話でそもそも始めに一律300元の規定を述べていれば、そんな主張は一回で済むよ!と言いたいところであった。

何はともあれ、また、『ミュンヘン空港に確認します』とのこと。

いちいちミュンヘン空港へ確認が行われるため、なかなかはなしが進まない。

って、そもそもAIR CHINAの本部は中国では?

という気がしなくもないのだが。

数日後、再びメールが入った。

”300元以外の購入品への補償には領収書が必要

領収書があれば200USDまでは支払いできる”

とのことであった。

しまった、、、領収書はとっていない。

(というか旅中都度発生する全ての領収書を全て取っておくことは相当難しい気が。。)

ぼくはすかさず返信した。

”領収書を要求するのは理解出来る。

しかし、それは対象者への事前案内が必須では?

現地では何の連絡も対応もなかった

(というかそもそも、AIR CHINAは何も面倒を見てくれていない)”

という主張をした。するとまた、『ミュンヘン空港へ確認します』とのことであった。

4度目の連絡での

"領収書はやはり必須

ただし、タクシー代は補償する。その額80ユーロ"

という内容だった。

(80ユーロで往復できるはずないし

参考:ミュンヘンの空港アクセス(ミュンヘン空港から市内へ)|ホテリスタ

ぼくの心も折れ、はいそれでいいです。と返答した。

添付された書類に、内容同意のサインをし、振込先を記載し投函した。

ということで

STEP3・・・合意書へのサイン、振込先の記入、提出。

反省点としては、やはりロスバゲにより手元に必要なものを購入・支払いした際は領収書を取っておく、ということだろう。

 

何はともあれ、スーツケースにはネームタグを。

更にぼくの実体験に付随して、調べた情報を追記するならば、旅行保険の範囲でもカバーされることがあるそうだ。(下記記事参考)

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ビジタビ! | 海外出張ロスバケに遭ったら?対策&対処方法

なにはともあれ、あわないことが一番ではあるが、このビジタビの記事にあるように、ネームタグを貼り付けるなど、初歩的ではあるが個人でできる対策も施していきたい

 

僕の実体験がロスバゲにあった人に参考になれば幸いだ。

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