いつもご利用いただきましてありがとうございます。
先日より弊社ヘルスケアメディア WELQの問題、並びに、弊社キュレーションプラットフォームサービスに関して様々なご批判を受けるような事態を招いてしまったことについて、深くお詫び申し上げます。
これらの批判を受けまして、弊社経営責任者間で、共通する運営体制・方針のメディア(iemo、Find Travel、cuta、UpIn、CAFY、JOOY、GOIN、PUUL)についても全記事を非公開とする判断が下りました。
昨日、
何気なくスーツケースの国内の輸送料っていくらかな〜、
と思い、、、
↓
ぐぐって、検索結果2番目の記事を叩いてみると。。。
↓
削除された、との赤文字が。
重要なお知らせ、
との箇所をクリックしてみると、冒頭の文章が出てきたわけです。
このような判断に至ったのは、上記記事にあるようにWELQ問題です。
WELQ問題って?
最近、読者登録している、先人ブロガーたちが、しきりにWELQ問題とそれに対する個々人の考えを主張されていました。
簡単にまとめると、
・DeNAのキュレーションサイトは、そもそもパクリ記事の連打だ。
・医学的に見地のない、ライターにアウトソースしながら書いてる、信憑性のない記事群だ。
・それが、健康や体に直結する医療のことだから、許せん。
と、こういう感じです。
本当にみなさんのおっしゃる通りだと思う。
キュレーションメディアがどのように運営されているのか
キュレーションメディアがどのように運営(作成)されているか、以前踊るバイエイターのフリーライファーさんが言及されていました。
ブログ内で紹介されている、mecchanikukyuさんの記事に、その全貌がわかりやすく書かれています。
簡単にまとめると、
・クラウドワークスなどで、記事を安く外注
(たぶん、四国の山奥に嫁いで、周りに仕事がない!みたいな人がPCひとつで、できる仕事、としてやっている、と想像)
・転載等が問題になった時は、DeNAは責任を追わず、ライター責任よ、としている。
(と、仕事依頼内容に 小さく 書かれているそう)
とその運営方法が暴露されています。
資本主義において、経営者が常に安い労働力を求めるのは、世の常だから
(今も昔も。例えば、歴史上で言えば、植民地時代然り。)
その気持ちがわからんでもないのだけど。。。
いや、どう考えてもリテラシーある人からしたら物議を醸す運営方法でしょ、と感じざるを得ないやり方です。
キュレーションメディアに対するみんなの意見
そんなこんなで、今年4月、ブログを始めてから、ぼくのネットリテラシーも多少向上し、DeNA等の運営するキュレーションサイトに対する、ブロガーさんたちのネガティブな意見を目にしてきました。
熱意をもって、
・自分の頭を使い、
・色々な検証を経て
記事を書いている先人ブロガーたちが怒っているのもうなずけます。
ぼくはこのブログでは、旅行を題材にしています。
あくまでも自分が行った場所を、『現地の情報』として記事にあげているわけですからやはり、楽して稼ごうとすることに対する、みなさんが批判するのも理解できるのです。
個人的に思うこと
とはいえ、キュレーションメディアにぼくが怒っているか、というと、実はそういうわけではありません。(ブログも弱小だし。)
例えば、ぼくは旅行が好きなので、
『◯◯(地名)+絶景』や、
『◯◯(地名)+観光地』
などと検索をすることが多いです。
旅行の組み立て初期なんかは特に。
すると、決まってfind travelなどのキュレーションメディアが、いのいちにあがってきます。
(まじで、この地名まで、記事化されてるんかい、と思うことも多々あり。
最近でいうと、『モトブン』・・・クロアチアの片田舎、トリュフの産地。など。)
それで、パラパラと流し読みするわけですが、それが、全くもって役に立っていないかというとそうでもない。
それら記事に入っている写真はもっぱらどこかのサイトの転載なわけですが(^_^;)
ぼくは、個人的には、ヨーロッパなどではレンタカーで回ってしまうので、
・行き方/アクセス、や、
・美味しそうなレストラン、
などもう少しコアな内容を探します。最終的には興味のある、現地でやりたいこと、であればかなり徹底的に調べ尽くします。なので、情報としてはキュレーションメディアのライトな内容では全然足りない。
レストランや観光地の営業時間とか全然書かれていない。
もしくは、今年いったバリ島の、サーフィンボードのレンタル価格、や、レンタルバイクの相場、など。もう全く書かれていない。
(例:まとめた↓)
なので、ぼくみたいな旅スタイルの人にとっては、情報としては、足りない。
(結果、さらに観光本や、4 travelの個人日記や、現地の英語のサイトなどを、漁ります。)
足りないけど、さわりの部分としては、OK。
まぁ、ざっとどんな観光地があるのかを眺め、知るには役に立っているのも事実です。
これが、まず思うところひとつめ。
次に、
検索上位ってことは、それなりにニーズがあるんでないの?
と思ってしまうこと。
ネットというのは、ネットリテラシーがある人ばかりが使っているわけではありません。勝手な推測ですが95%以上の人が素人※な様な気がします。
(※web運営や、ブログ公開者、意外の人)
現にぼくも今年ブログをはじめるまで、キュレーションサイトという言葉すら知らなかったし、その運営方法など、知るよしもなかった。
そういう人にとって、そのサイトの運営方法如何というのは、正直どうでもいいようなものでしょう。
恐らく、大事なのは、求めている 解 にたどり着くかどうか。
例えば、冒頭のJOOYというサイト。
今回ぐぐって、重要なお知らせ、をクリックするまで、DeNA運営と知らなかったわけですが、きちんと読めていたら、ぼくの求めていた解、
スーツケースって、郵送料いくらくらなんだろうな~
に、答えていたかもしれない。
そしたらそれはそれで、有用な記事、なわけです。
ということで、ふたつめ。
ネット素人にとって、情報アウトプットの過程(サイトの作成過程)はさほど重要でなく、欲しい情報がまとめてあれば、それはそれで有用、
という点。
こんなところが、キュレーションサイトへ対して、思うところです。
とは言え
やはり、今回のようなWELQ、のような、健康や体についての内容、やはり、サイト立ち上げする際にきっちり審議すべき題材でしょう。
題材が、
・旅行先(find travel)、や、
・インテリア(iemo)、
などであれば、多少、転載や誤情報でも、誰かのクリティカルな事態をそう簡単に招くものでもないでしょう。
ここが通ってしまったのは、収益目的で、お金に目がくらみ、きっちり審議しなかった企業体質というか、経営陣(実体は、恐らくGO判断した部長クラスの人間)の責任です。
情報を発信し、影響力のある立場になるのだから、お金意外のこともきちんと考えて行動するべきです。
もうひとつだけ感じたこと
個人的には、その存在に、別に批判的でも怒っているわけでもないですが、
普段参考にさせてもらっているブロガー先人たちは、怒っていて、
どう、キュレーションメディアに勝つか!
と論じていたので、そういった方々には、
がさっと、いっぺんに全部非公開になって良かったですね!
という気分です。
お世話になっている人たちですから。どうしても心情てきにはそっちを応援してしまう。
ぼくのような、さらっとどんな観光地があるかどうか、の検索は、
結局、google画像検索、でも事足りるので。
ということで、DeNAのキュレーションサイトに非公開化ついて取り上げてみました。
よーしこれからも実体験に基づいて、実のある記事を色々書いていくぞー!
おわり