この記事では、キャンプやバーベキュー等、アウトドアで簡単にできる空間設計術を説明します。これできみも女子にもてもて。
男は女をドキドキさせなくちゃ。
男がそれ言ってる、Lipperです。
女子にモテたい20代男子に送るシリーズ第三弾です。この記事では前回触れたおしゃれなアウトドア空間を作ろう、その空間設計術の具体的なノウハウを公開していきます。
前回↓
空間設計始めたきっかけ
まず、ぼくが10年以上アウトドアを続ける中で何故このようなアウトドアをするようになったのか、簡単に説明します。
海外数多(あまた)の地域を旅する中で、やはりおしゃれだなぁ、と思ったのはヨーロッパ。初ヨーロッパは2011年でしたが、なかなかのカルチャーショックでした。
少し写真をお見せします。
どんな感じ?というと、
どこもかしこも、こういう感じ
ローマの夏の風物詩、テヴェレ川沿いの屋台
シンメトリーが美しい夕暮れに染まるミラノのドゥオーモ
ニースで見かけた可愛いジェラートの盛り付け
@クロアチア、イストラ半島(Motovun,Buzet)
どうですか?おしゃれでしょ?
ヨーロッパはおしゃれに溢れてる。
2011年、人生初のヨーロッパ旅行では、現地の人々の美意識の高さや、小さな何かにまで”美”を再現しそれを楽しもうとする姿勢には感銘を受けたものです。
女子が、ヨーロッパ大好き、とか言うのもうなずけます。
もちろん、居心地よい空間にいて気持ち良いのは男性も一緒ですよね。例えば想像してみてください、こじゃれた結婚式場での披露宴(レストラン)なんかを。男子でもおしゃれな場所っていうのは心地よいですよね。
さて、
して、次第に、コレ、なんか簡単に再現できるんじゃないの実は?
と写真を見返しながら、考えるようになっていったわけです。こんな感じでぼくが感化されていったきっかけは、海外旅行、です。
して、実際どうやってそういう空間を作るのか、説明していきましょう。
おしゃれ空間をどう作っていくか
写真で検証
今一度写真を並べてみてみましょう。
再現してみたいのは、コレ↓
はい、コレ↓
はい、コレ↓
はい、もう一発↓
どうですか?何枚か写真をみていて気づきましたか?以外と簡単でしょ?
おしゃれさを醸し出しているのは、
- テーブルクロス
- 花
- 食器
あたりなんです。
(もうちょっと言うと、ワイングラスは効く、ワインボトル、も効きます)
アウトドアってことで、こういったアイテムにはみな意識があまりいかないのですが、じゃあこれ準備しちゃえば?というわけなんです。
ということで早速、アウトドアテーブルにクロスをかけてみましょう。
テーブルクロスでおしゃれに【必須】
まず、わかりやすく、Before/Afterで載せてみます。
Before
After
どうですか?雰囲気かわりません?
見比べるために写真を並べてみましょう。
比較
どうですか?雰囲気かわりませんか?ちょっとレストランっぽくなりません?
テーブルクロスを引くだけで、ぐっと雰囲気が変わるのです。簡単でしょ?
実際アウトドア用の撥水加工のテーブルクロスなんかも複数出ていたりして、片付けも楽になるし結構いいことづくめです。例えば下記。
コールマンのものはチェック柄が多く可愛らしい雰囲気です。
こんなシックな柄のものもあります。
ちなみにぼくは個人的に真っ白が好き。上品な感じがするので。
テーブルクロスは荷物量もかさばらないし、一度購入しておくことをお勧めします。
花や緑は強力な彩りツール【必須】
空間を彩るのに花や緑は強力なツールです。わずかな差ですが、ぐっとおしゃれになってきます。
@ノルウェー、フィヨルドのほとり
以前友人と2人でキャンプ場でテーブルクロスに花を飾っていたところ、
『何コレー!何か始まるのー!結婚式みたーい』と横の女子に絡まれました。 また、キャンプ風景なんかの写真を見せても、『何、花とか飾ってあるしー!』と女子の反応するところは大きいです。
わざわざ花を置くなんて恥ずかしい?
いえいえ、卓上に、さらっと出しましょう。
買うのはもちろん生花である必要はありません。造花でOK。永年使えるものです。安いものだし、ぜひ揃えておきましょう。
食器も揃えよう【できれば】
食器となるとかさばるし、ここはどこまでやるか、荷物量と個人の価値観になると思います。
空間設計士Lipperはやりましたよ。やってやりました。もう二度と紙皿、プラスチックの類は使わないと誓いながらね。
ナイフ・フォーク・皿・ワイングラス・ウイスキーグラス。全部そろえてやりました。
ワイングラスでやすいのはこのあたり
ここまでくれば、雰囲気としては十分、下記のような雰囲気になってきます。
どうですか?もう、ダサいキャンプなんて言わせないでしょ?
いちおうこのキャンプの時のBEFORE/AFTER写真も載せておきます。
BEFORE
これもこれでウッディーでよいのですが。
AFTER
ほら再現。いつもこのパターンです。
かなりクロスの幅たりてませんが(^_^;)
食卓の目の前は下記のような光景です。
音楽も空間設計の重要な要素【必須】
空間設計、と言ってハードばかりに目を奪われてはいけません。
”音楽”も場を作るの非常に重要な要素です。
映像ディレクターをやっているぼくの友人は以前こんなことを言っていました。
『映像を作る上で、音楽の雰囲気は本当に大きい。音楽で雰囲気はほぼ決まってしまう。』
空間設計に音楽は必須。
旅行・アウトドアにはマストアイテムとして持ち出しましょう。
安いものから
中盤のものまでいろいろあります。
もちろんSONYやBOSEといった老舗品も。
最近ではAnkerやTaoTronics
、SoundPeats
などの新興メーカーの奮闘が非常に激しい。安いもので良いから1つ購入しておくことをお勧めします。
ぼくが数千円のもの〜数万円のものを所有した感想としては、中盤の価格帯のものが最もコスパがよいな、ということです(5千円〜7千円)。正直、2〜3万円クラスの老舗メーカーとの音質の差がよくわかりませんし、デザインも秀逸です。
変わって夜、に目を向けてみましょう。
夜のキャンドルは最強のおしゃれツール 【できれば】
キャンドル、は夜のお供に間違いなく最強のおしゃれツールだと思います。そんなにかさばらないし、値段も高くないしここまで飾ってしまえば空間は結婚式場さながらの雰囲気となります。
キャンドルとホルダーの一体型は持ち運びが楽
IKEAのキャンドルは大量でコスパが良い。
@norway
テーブルは2つあるとよいよ【できれば】
ここはおしゃれ空間設計とは異なり、キャンプのテクニカルな部分ですが、少し説明します。
アウトドア初心者がやりがちなことは、テーブルを1つだけ持参して、調理器具も食材も全部食事中に卓上に出ている、というごちゃごちゃテーブルを作ってしまうことです。
よく考えてみてください。家でごはんを食べる時、そこにフライパンやら食材の残りをおきながら食事するでしょうか。レストランで食事をするときに調理器具がテーブルにでてくるでしょうか。
テーブルの上はなるべくすっきりさせていた方が卓上は美しくなります。 空間設計込みのアウトドアをはじめたころに、なんか違うなー、なんかごちゃごちゃだなー、なんて失敗も繰り返しながら、今ではキャンプには必ずテーブルを2つ持っていくようにしています。
大小2つを持参し、小:調理場、大:テーブルとしています。
コールマン テーブル イージーロール2ステージテーブル/110 170-7639
Colemanのイージーロールはめちゃくちゃ小さく収納でき、秀逸。
小さい方はこちら↑
もしくは下記の3段ラックの一番上を調理場としてもよいかも。
キャプテンスタッグ 木製 3段 ラック CSクラシックス UP-2504
結構な長文となってきました。全部揃えて実行してもそんなに荷物量も多くないし、準備も機能ごとにまとめておけば、大した手間もかからないんですけどね。
まとめ、おさらい
おしゃれ空間設計アイテム
【必須】
- テーブルクロス
- 花
- モバイルスピーカー
【できれば】
- 食器(陶器製、ガラス製、ワイングラス等)
- キャンドル
最後に購入や当日運営などのTipsを書いて終わりたいと思います。
購入や運営のTips
高くて購入に迷ったら
上記は徐々に買い足していったりしたので、あまり気になっていません。
ただ、全てをいっぺんに揃えようとすると人によっては高い〜と感じるかもしれません(テーブル2個、とか)。
ぼくも、やべ〜SOTOのステンレス製ダッチオーブン 欲しい〜。げ、2万円かよーっ!などというシーンがあります。
そんな時はアウトドア仲間に共同購入をもちかけましょう。最近流行りのシェアリングエコノミーを仲間内でやってしまうわけです。
アウトドアは複数名でやった方が楽しいですからね。
運営は役割分担すると楽
上記の空間設計など、慣れてないうちは準備だけで時間がかかるでしょう。当日の運営などは、あれこれと担当を決めておくと運営がスムーズです。
- 料理担当
- 空間設計士
- 音楽担当(DJ)
一人一人の負担も減るし、振られた方も意外と喜んだりします。女子とやるなら、女子に料理をふっちゃうのも一つのコツ。
美しいものを見た時は
冒頭に書いたヨーロッパの体験〜それらの再現、という過程でぼくの中で形になっていったアウトドア。みなさんもカフェ、レストラン、結婚式場、なにかしら美しい場に、はっと、出くわすことがあると思います。
そんな時は、おしゃれだな、といった一時的な感情で終わらず一度俯瞰して見てみましょう(一度引いて見てみましょう)。
一体何が自分の感情へ美しいという快なる感覚を与えているのか、心理的影響を及ぼしているのか。
どれ?ガラス?水辺?緑?空間的な広がり?
一度俯瞰して、あ、これが原因なのね、とつかめれば、再現することはさして難しくありません。
今回のvol.3は女子に持てるアウトドアという切り口で書いていますが、女子のみで、男子のみで、家族で一緒に、に用いても十分楽しめる内容だと思います。興味のある方はぜひ挑戦してみてください。
次回女子モテアウトドアvol.4は、女子の喜ぶ料理を紹介です!
つづく。