キャンプ用薪ストーブの購入を検討している方へ。キャプテンスタッグの薪ストーブKAMADO UG-11を買ってみました。この記事では
- 携帯性、持ち運びはどうだったか
- 実際暖かかったか
- キャンプ時周り(友人)の反応
- 煙は結構でる?出ない?住宅街とかで使えそう?
- 使ってみた様子、感想
なんかをレポートしていきます。
まず簡単に商品紹介です。
キャプテンスタッグ KAMADO UG-11とは?
項目 | 内容 |
価格 | 1.3~2万(販売元による) |
サイズ | 組立時/450×奥行550×高さ950mm、本体/外径360×高さ550mm |
重さ | 6.3kg |
携帯性 | △ |
火が見えるか | ◎ |
購入先 | Amazon |
Amazon口コミ | 星4.0 |
特徴・その他 | かまど内の網の高さが変えられ、焚き火、BBQ両方できる! |
アウトドアメーカーのキャプテンスタッグ からのかまど型ストーブ、KAMADO UG-11。昨年Amazonをみていて思わずポチってしまいました。約1.3万で購入しました。扉が無いかまど型のストーブなので火もバッチリ見えます。
KAMADO UG-11の強味
キャプテンスタッグKAMADOUG-11は中の網の位置を動かすことで焚き火用かまどにも、BBQコンロにもできます。まさに1台二役。
1台2役となっていて、これが決め手になってこのKAMADO UG-11を購入しました。
口コミ評価は? |キャプテンスタッグ KAMADO UG-11の点数
Amazon口コミで星4.0
評価は上々です。票数もは19票はまだまだ少なめです。
その口コミ内容ですが、
”火持ちが良いし使い勝手が良いですが『焚火台から買い替えです 使った感じは良いです まず焚火台と比べると火持ちが良く薪も少なくて済みます。それと上にいろいろなものをのせられて料理や温めもできます。☆三つは持ち運びがかさばる事 取っ手が折りたためればそれと足が簡単に取り付け、取り外しができれば五つです』”
”薪ストーブはちょっとなぁという方はオススメ『焚き火と違って風向きにも影響されず火力も安定します。サイズもコンパクトでダッチオーブンなどで煮炊きも可能。タープ下でも火の粉が飛んでタープに穴が開いてしまう事も有りませんでした。使い勝手が良いので焚き火台はしばらく出番無しかなぁ。薪ストーブはメンテナンスがなぁという方には是非ともオススメします。』
焚き火台→薪ストーブ(かまど)にすると燃焼効率・暖房性能があがることが読み取れますね。一方で持ち運びにくい、と携帯性の悪さも読み取れます。
参考:Amazon口コミ
注意点|携帯性はあまり考慮されていない
口コミから読み取れる通り、あまり携帯性が設計に反映されていません。
一度組み立ててしまうと取っ手や煙突が簡単にとれないのです。(スパナなどで外すことは可能です)
この辺、私の対応を紹介していきます。
KAMADO UG-11の効果。実際に暖かいの?
結論から言いますと、かなり暖かったです。
大寒波、と言われた中決行したキャンプで使用してみたのですが、(翌朝うっすら雪)ストーブの近くは明らかに暖かかったです。
特に焚き火台とストーブに囲まれた、白丸の場所は超ポカポカ。1番のポジションでした。
本当に暖かいん?と心配している方がいたら問題ないといえるでしょう。
KAMADO UG-11、到着~組立て。組立て時間は?
届いてから、さっそく組立をしてみました。
説明書を見ながらプラスドライバーとスパナ(ボルトを受けるナットを抑えるのに必要)を両手に格闘します。そこそこ部品点数が多くて、私は1時間弱かかりました。
私がそういう作業苦手っていうのもありますが。。慣れている人なら30分かからないと思います。
2~3千円の安い工具セットなんかをもっておけば十分対応できます。
ココがポイント
- 組立はプラスドライバーとスパナが必要
- 組立時間は30分~1時間
収納・持ち運び問題 どう対応したか。
Amazon口コミなんかで指摘されているよう、携帯性があまりよくありません。
と、いいますのも、この手の薪ストーブは使用後は当然灰をまといますから、収納袋かケースに入れたいですし、それを考えるとある程度コンパクトにまとまってほしいものです。
しかし、本品購入しても収納ケースの類はついておりません。
まず結論からいうと、私の収納の形はこう↓
ホムセンでちょっと長めの土嚢袋ドノウブクロを購入し、すっぽりと中に入れました。しかし、すっぽりと入っているようでそれは簡単ではなかったのです。
各パーツが収納の際、ちょっと邪魔
私のように胴体のジャストサイズの袋に入れようとすると、
- 煙突(エルボー部分)
- つば
- 取っ手
が胴体から出っ張ってしまうため、うまく袋に入りませんでした。従って、せっかく組立はしましたが、これらを外しました。
これらは、キャンプ場についてから組み付けるもの、と考えることにしました。
無事のっぺらぼう、つんつるてんにすると、
すっぽりと収まりました。あとは、煙突パーツなどを中に入れれば収納問題は解決です。
私は取り外したパーツに加え、ひゃっきんで小さなプラスドライバー、8mmスパナを購入しセットにしておきました。
ボルトなんかなくならないよう、小物を袋へ
こんなことにも対応しました。脚どーするか問題。
この収納問題、ちょっと長文になり恐縮です。
こんなことにも対応しました。
私は、とがった脚の先が袋を突き破らないよう、ひっくり返して収納していました。(頭を底に、脚を上部に)
なんですが、土嚢袋がやわらかいので、脚の先が袋を攻撃してしまう、と。
ということで、ホムセンで脚の先をくるむやつを買いました。
ちなみに、脚を取った方が携帯性はあがるんでしょうが、脚はかまどの底に取り付けてます。なので使用後に脚を押さえつけてるボルトが灰だらけになるかな?とおもって取り外しは控えました。
ココがポイント
- 携帯性を上げるため、取っ手、つば、煙突付け根、を取り外そう
- プラスドライバーと8mmスパナもキットとして加えよう
さて、やっとこさキャンプ場で使っていったレビューです。
到着後、まず組み付け
到着後まずは外したパーツの組み付けを行います。
最初はつんつるてん。
入れてたパーツを取り付けて
あっというまに完成です。
組み付けは、2人でやって10分くらいだったでしょうか。スパナとプラスドライバーでの作業でしたが、現地ではそんなにガッチリと締め付ける必要は無い、と判断。どの部品にしても指で回したレベルで落ちませんし、一晩もてば十分なので(どうせ次の日外すし)
ココがポイント
- 組み付けは2人で10~15分程度
- しっかり組み付ける必要なし(次の日外すので)
火入れします
今回はバーベキューしない、焚き火onlyということで網は下段にセットしました。
細かい木からいれていきます。
いやぁ、徐々に火を大きくしていくのって楽しいですね。
といいつつじれったくなって他の焚き火場から火を持ち込む、と。
周りの反応は?
これを持参した際の友人の反応にも触れておきましょう。
といっても毎年キャンプにいっているアウトドア仲間の反応なのですが(^^;)(周りにゃキャンパーもいませんし、きれいな女子キャンパーもおりゃーせんです。野郎だけの反応です)
反応は上々
『何ー、このおしゃれなストーブはー!』『煙突からの煙、良い!!』興味津々に近づくアウトドア仲間たち
反応はかなり上々でして、おしゃれだの、煙突が良いだの、どうやってこれで火遊びするか、だのとみな興味津々でした。蓋をとって上からのぞいてみたり、下からのぞいてみたり、木を投げ込んでみたりしてました。特に煙突、というアイテムがこれまでのキャンプ用品になかったものなので、そこに非常にみな反応していました。うむ、楽しそうでよかったよかった。
ココがポイント
この手のストーブを持っていって、キャンプ仲間が喜ぶこと間違いなし♪
煙がどれくらい出たか
火が付ききるまで、(完全燃焼するまで)
- どれくらい煙がでたのか、
- あわよくば住宅街の庭でもできないの?
と気になる方もいるかと思いますので、その点もレポートしておきます。
結論から言ってしまうと、煙、めちゃくちゃ発生しました。住宅街とかで出来るレベルじゃ無いな、と感じました。写真で伝わるかわかりませがいくつか張り付けながら解説します。
完全燃焼するまでですが、この結構広めのテラスがしばらく煙だらけになるくらいです。中で調理していた一人が、外出てきた瞬間『この煙の量やばない?』とツっこむくらいです。
燃えやすい針葉樹にする、だとか、一気に燃やすために灯油なんかを掛ける、とかそんな対応も考え付きますが、まぁいかせん普通にやったら煙がでる、と考えた方がよいでしょう。
時間は20~30分程度でしょうか。しっかり火が入ってしまえば煙は収まりました。
ココがポイント
煙は最初かなりでる。住宅街ではやらん方がよいのでは?
暖かさにも触れておきましょう。
さて、続いて火遊びの様子です。
火遊びの様子
ぽいっ
おもむろに辺りの落ち葉を放り込む輩。
この煙突の上のいらんのちゃうのー!
たしかに煙突上のパーツは雨除けな気がします。ということでコイツはそうそうにとっぱらいました。※私とったんですが、すげー熱いので注意!
こんくらい角材をガシガシ投入していきました。
ちなみに、こちらの記事でキャンプ用ストーブ10選をお届けしているのですが、
-
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やはりあれこれ見てると、ストーブは完全密閉(空気穴除く)の方が燃焼効率が良いんじゃないかなー、と私思っていまして、なのでこんなあがきを↓ w
下の大穴を木材で封じて、空気量を調整しようとしておりました。効果があるのかないのかはよくわかんないんですけどね。
ただ何となく、空気の流れが蓋をしてた時の方がスムーズに煙突方向に向かって流れていたような気がします。
そのうち燃えだしちゃうんで、こんな対策品もその場で考案。
アルミホイルで即席防火仕様。
火を噴くストーブ
ちょうど火がうまい具合に付きだした頃、あちこち火を噴いてました。
『ポっフゥゥウッー!』
と言わんばかりに噴き出す炎。この穴は網を上部にかける穴です。
こーゆーのはストーブの空気の流れ的にはあんま良くない気がするんですけどね(たぶんキレイに煙突方向に流れていくのが一番正しい姿)まぁ細かいこたぁきにしません。
こちらからも
ロケットストーブの現象ですね。燃えた炭素の気体が煙突の先で火を噴く、と。ここに五徳ゴトクを置いたりしてお湯を沸かす人もいたりするみたいなんですが、なんとなく上に置くのも危ない気がしました。
と興奮気味にすかさず木材をのせるAくん。
奇行です。
そんなこんな遊びながらも、中の火も良い感じになってまして、かなりポッカポカにあったまることが出来ました。だんだん下から木を入れるのはめんどくさくなり上の蓋をとってぽいぽい投げ入れてました。
まぁ始める前から目に見えてましたが(^^;)
今回のレポートはこのぐらいです。BBQやお料理などできなかったのでそちらやってみた際にレポートしてみようと思います。
まとめ|キャプテンスタッグKAMADO UG-11の使用感
さて、つらつらと書いてきましたKAMADO UG-11、まとめてみましょう。
- 携帯性は悪いものの、
- 使えば暖かいし、
- 持ってくとアウトドア好きにはうけること間違いなし
- 火遊びも出来て楽しいっ
だいたい買ってみた雰囲気伝わりましたでしょうか。購入検討している方の参考になれば幸いです。
個人的には扉があってぴっちり閉まるこちらのストーブも1万円以下で、おすすめです。
ストーブまとめはこちら
-
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とまったお宿はサンタヒルズの”レインディア”というコテージです。