この記事では、Wimax2+(ギガ放題)が一番安いのはどこなの?を自身の体験をもとに書いていきたいと思います。ビックリだったんですが、よく比較サイトで紹介されてるトクトクBBや、BroadWimaxじゃなかったんですよね。。
記事は(1)わたくしごと(買った理由や買ってみてのメリデメ)、(2)選んだ方法、(3)結局どこがやすかったの?の3部構成で書いていきます。
まずは少々わたくしごとを少し書いてみます。Wimaxを選んだ理由や、買ってみてよかったこと微妙だったとこ、などを書いてみます。
Wimax2+(ギガ放題)を始めた理由
簡単に私がWimaxを契約した理由なんですが、単純なきっかけとしてブログを始めて外にPCを持ち出してパチパチやることが増えたからです。
もともとは光回線やWimax、ポケットwifiの類のネット環境は一切持っておらず、スマホのテザリングだけでPCでのネットはしていました。やってくうちにブロガーらしくWimaxで決めたいなー、と思っていたんですよね。
もう一つ上げるとするならば、私はアウトドアや旅行が好きなので家でこもっているよりも出かけた先で早いネットが使えた方がコスパいいじゃん!二度おいしいじゃん!と思って頭の中で
光回線<<Wimax
との図式が書かれたのが原因ですね。もともとPCハイスペゲームなどせず、超高速な光回線などにニーズがなかったこともありましたが。
Wimax2+のメリット
買ってみての感想は、はっきりいって、ベストバイな一品!と思える購入でした。よかったことは、
- まず早い、そして次に
- 全然通信使用量気にしなくて良い
というとこです。ホントまんまなのですが(;'∀')
1.やっぱり早かった
WiMAX購入以前のネット環境は格安SIMを入れたスマホからのテザリングでした。
通信容量気にしなくてよい、UQモバイルの無制限プランを契約していたんですよね。無制限なかわりに0.5mbps、マジおせー、みたいなプランです。それがやっぱりWimaxになってからは速度はかなり改善されました。
今でこそ慣れてしまいましたが、低速→高速の移行時味わったサクサク感は本当に快感、ストレスフリーでした。
2.通信量を気にしなくてよい
また、さらにそれ以前のスマホは大手キャリア7GB上限プラン、を利用していました。その時代はよく7GB制限を常に意識しながらYOUTUBEなどを【絶対に見ないように】していたのですが、コレも全くなくなりました。
YOUTUBEを見るようになって、ヒカルやラファエルといった有名youtuberの存在を知り、何コレ、YOUTUBE上のコンテンツって今こんなに充実してんの!?(面白くなってんの?)と驚いたのは本当つい最近のことです。(^^;)
そんなこんなで、移動中でも、待ち時間でも、出かけた先でも動画を見たり暇つぶしもできますし、なんやかんやで、最近のベストバイだったな、と思っている次第です。(ついでにamazon primeのamazonビデオなんかも見るようになっちゃってる堕落っぷりw)
一方で、ナニコレ、聞いてた話と違うじゃん!という部分もあります。
Wimax2+のデメリット
Wimax2+で、コレはあかん!と思っているところは、つながらないエリアや電波障害的なことがしばしばあることです。
エリア
例えば地方都市に行ったりして、新幹線の駅から離れた田舎までドライブしたりすると普通につながらなかったりします。そんなとき私はこう思います。
カバー率〇〇%って嘘やんけ!
この誇大広告がぁっ(とまでは思っていませんが、、)こんなこともあるのも事実。
電波障害
そして、時には東京新宿なんかでも。新宿駅徒歩数分レベルの超都会でも、ビルによっては全く通信しない、ということもあります。
ありゃりゃ、どーなっとんねん。どんな電波障害なのコレ。ここは世界有数の大都市、東京よね。。
とはいうものの
まぁ自分の家の中でちゃんとつながるし、よく行動する範囲では問題ないので、デメリットとして挙げてはみましたが、トータルでみて満足はしています。
続いてどうやって選んでいったかです。
私がWimaxを選んだ方法
通信業界の複雑な仕組み
Wimaxにしても光回線にしても、ネットの契約ってなんでこんなに複雑なんでしょうね(^^;)キャッシュバックがあったり、同系列キャリアのスマホ割があったり、違約金があったり。
過去に、(たしかi-phoneが流行り出だした7~8年前かな)携帯の契約で、機種代金を一括で払って毎月機種割の割賦補助金を出すから結果0円!というプランが出始めましたよね。
(だったら、i-phoneをはじめから0円にしてよ!)
素人が頭に入れるまでとても難解な仕組みだなぁ、と当時は思ったのですが(家電量販店に出張ってるネーチャンと会話すること30分以上w)なんで通信業界ってなんであんなに複雑なことするんでしょう。。
そんなこんなで、Wimaxもネットで調べてみると案の定プロバイダーの種類やら、キャッシュバック額やら複雑な仕組みが張り巡らされていて非常に困ったものです。
そんななか、wimaxの比較など、を参考にどこが結局お得なのか調べていきました。
比較サイトのおすすめは?
例えばこちらのサイト、ポケットWiFiおすすめルーターを徹底比較【4NET】なんかは、月額料金以外にも、
- 2年間のトータルだけでなく、
- キャッシュバックも加味した2年間のトータル料金、や
- 違約金額・タイミング
なんかもまとめられていて非常に参考になりました。
(すごい情報量に感謝感謝ですm(_ _m) )
して、上記のようないくつかの比較サイトを読んでいくと、おおむね皆さんの意見は
- 結局安いのは、プロバイダーとくとくBB、での契約(キャッシュバックが大きい)
- ちょっと月額高いけど、キャッシュバックなど無く、シンプルなのは、Broad Wimax
というのがみなさんのまとめ結果でした。おおむね3500円~3700円的な価格です。
ここからが、タイトルの通りの、記事の主題にはいっていくのですが、、、
一番安いのはトクトクBBでも、BroadWimaxでもないっ!
なんで、それに気づいたのか覚えてないのですが、、たまたまネット上でみた広告か何かだったかと思います(^^;)
結論から言うと、一番安かったのは、楽天傘下のラクーポンが出しているWimaxでした。
※現在ラクーポン社は、Eクーポンへと変わっています。
ちょうど、キャンペーンと重なっていたこともありましたが、ラクーポンの特徴としては、下記のようなものがあげられました。
- キャッシュバック はなく、純粋に月額が安い
- auスマホ割がない
とことんシンプルだったんです。そして、計算してみると純粋に2年間の月額料金が安かったんです。(現状月々税込みで3300円ほどの支払いです。税抜き額3000円ちょい。延々と2年間コレが続きます)
キャッシュバック無しの方が良い
調べているとキャッシュバックはできれば、ですが受け取りたくない、と感じていました。なぜならキャッシュバックタイミングに気づかないと受け取れないリスクがある、などと皆さん情報を書いていたからです。
2年間トータルで安く買う予定が、結果もらい忘れて高い買い物をしちゃった、みたいなことは避けたかったですし、そもそもキャッシュバックの受け取り手続きとか正直手間です。多少高くてもBroadWimaxの方がよいかなぁ、などと悩んでいたほどです。
auスマートバリューへの考察
2つ目にauスマホ割がない、と書きました。
Wimaxの契約にはauスマートバリューという、スマホ割があります。Wimax(会社:UQモバイル)はau(会社:KDDI)と資本関係にあります。正確にはUQモバイルはKDDI子会社、という位置づけです。
資本関係のある会社どうしが、さまざまなサービスでお得感をだし、資本関係内で顧客への囲い込み、包囲網を作っていく、というのはよく見られるサービスです。
その他でいうと、電力自由化における、ENEOS電気が、ENEOSのガソリンもついでに安くしちゃうよ、というのが一例です。電気もガソリンもうちにしてくれることでどっちもちょっとづつ安くするよ、という仕組みですね。
でもさ、
今時こんだけ格安simが充実してんのに、auのスマホプランなんてわざわざ入んねーよw
格安simだったら月々2000~3000円なものです。なんで、7000円~1万円みたいな高いauのプラン入らなきゃなんないんでしょう。
先に述べた通り、私のスマホはUQモバイルの格安simですから、今更auに逆戻りして高いauのスマホの月額料金払うなんて本末転倒です。
誰かが得をする仕組みは誰かが損をしている
ココ、声を大にして言いたいのですが、結局誰かが得をする仕組みって結局企業が泣いているわけではないです。誰かが損をしているんです。
wimax契約時に付帯されるauスマートバリューってサービス、auユーザー得する仕組みじゃないですか。明らかに。
これ、一体誰が負担してるんですかね。
私みたく、au以外のスマホ契約をしつつ、wimaxを契約してる人ですよ。auスマートバリュー使わないというのは、結局auスマートバリューの恩恵を受けている人のコストまで負担しているのと変わらないんですよね。
過去の私のスマホ運用
実は、先に述べた私のスマホ大手キャリア7GB時代も、私のスマホ月額料金は3500円~4000円ほどでした。
その手法はネットでも当時よく紹介されていた、MNPで2年ごとに大手キャリアを乗り換えつつ、一括0円で型落ち(出て半年ほど)の機種を購入し、しっかり月々の割賦補助金は受ける、という手法でした。
私は格安sim台頭以前もそのように比較的安く私はスマホを運用してきましたが、その時の私の得、って誰が負担してたんですかね?
それ、auやsoftbankって企業側じゃないですよ。月々1万円払っている人たちですよ。
このように、誰かがお得、という仕組みの多くは、泣いている(損している)のは企業でなく、誰かに積み増ししている、と考えた方が良いです。企業もそんな経費計算ができないようじゃ生き残れませんから。。
さて、話をもとに戻しまして、ラクーポンwimaxの特徴です。月々は安いが、auスマートバリューは適用外、という条件は正直私にピッタリのプランでした。auスマートバリュー分のコストを差し引く代わりにそもそものwimaxの月額料金下げてあげるよ、と言っているのと同じですからね。
そういった企業側の仕組みを理解すればこそ、私の中にすごく腑に落ちるコスト削減施策だったんですよね。ラクーポンwimaxの価格設定は。
ラクーポンwimaxの販売戦略はELP戦略
こちらはELT
もうちょっとだけ、本旨とはずれちゃいますがウダウダ語ります。m(__)m
小売業界におけるELP戦略をご存知でしょうか。略す前で、Everyday Low Priceと書きます。これはスーパーの小売などでみられる戦略で、余計な経費はかけない代わりに基本常時価格は抑えていくよ、(毎日安くするよ)という戦略です。書いて字のごとくeveryday毎日、low安い、price価格、ですね。
わかりやすいところでいうと、スーパーのSEIYUはこの戦略です。広告チラシを作らない代わりに毎日全部ちょっとずつ安くするよ、と個々の商品の売価を設定していくわけです。そうすると顧客には、なんかわかんないけどこのスーパー安いから来ちゃう、いちいち広告チェックしなくていいから楽!みたいな事象が発生するわけです。
広告を打つ、ということはどのような経費がかかるのでしょうか。まず
- 純粋に広告料がかかります。(校正代、紙面代、印刷代、配布代)そして、
- 商品ごとに売価を上げ下げ上げ下げ、価格設定する人件費がかかってます。さらに、
- それでトータルで黒字になるの?って計算してる人の人件費もかかってます。
このように、購買者の『あぁ安い!このスーパー行ってみよ!』の感覚を作り出すまでに企業側はいろいろな手間暇をかけているわけです。その手間暇・人件費という経費って結局売価に反映していくしかないわけです。
想像してみてください。スーパーの商品数、ラインナップってすごい数です。それを緻密に計算していくだけでもどれだけの作業時間になるか。広告を打っている、ということはそのような人件費がかかっているということを忘れてはいけません。
はなしは、ラクーポンwimaxの特徴の1つ目に書いた”キャッシュバックが無い”に巻き戻るわけですが、結局キャッシュバック施策を行っている中で、キャッシュバックのタイミングや、支払いって誰がやってるんでしょうね。それを管理するにはそういった人件費がかかっているんです。
ですから、キャッシュバックなんてない方が絶対企業側にとっては(経費的には)よいわけですね。
(じゃなんでそんなことわざわざするのか、というのは、100円の商品を150円→(値引き!)100円、と書いた方が良く売れる消費者心理の応用技でしょう。)
ということで、自分の考察を読者価値もなくウダウダ書いてしまいましたが、結局私の中で、ビジネス戦略的に(売価設定的に)価格が抑えらてるのはラクーポンwimax、という結論になりました。
こんなウダウダ語る前に数字上で、税込み3300円ほど、(税抜き3000円ちょい)というのが比較結果なすべてなわけですが(^^;)
まとめ
ひっじょーに本旨とはずれた個人的な考察ばかり長文書いてしまいましたm(__)m
ただ、私が言いたかったことは企業がサービスや売価といったアウトプットを出すうえで一番理にかなって安かったのはラクーポンwimaxでした、ということです。
比較サイトにはなかなか乗ってこない情報ですが、私の契約タイミングではラクーポンwimaxが最安値でしたよ!というご報告です。
尚、ラクーポン社は現在楽天傘下から外れ、今ではEクーポンという会社になっています。その点、ご留意ください!